1999 Fiscal Year Annual Research Report
GHQ/CIE占領政策期における歴史教育論の類型化に関する研究
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09680282
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| Research Institution | Kagoshima University |
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Principal Investigator |
梅野 正信 鹿児島大学, 教育学部, 助教授 (50203584)
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| Keywords | 占領期 / 歴史教科書 / 検定教科書 / 初期社会科 / GHQ / CIE |
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| Research Abstract |
本年度は継続研究の最終年度にあたる。第一年目の年度は、研究主題となる占領政策期、社会科成立期における歴史教育の類型化に必要な基礎データを収集するため、各研究機関に出向いて所蔵資料の関連項目を調査しし、敗戦直後の教科書作成作業や雑誌等に発表された歴史教育論に絞って収集、複写、整理し、パソコンデータとして入力した。第二年目の年度は、前年度に加えて、1947年〜1949年にかけての、歴史教育の類型化に必要な史・資料を収集しつつ、歴史教育の各類型が検定教科書へと結実させていく前段階、中等国史教科書編纂委員会による「英文原稿」の詳細は訳出とデータ化を中心に行った。
最終年度である本年度は、これまで収集・整理したデータをデータソフトに入力する作業を終えるとともに、これまで未検討であった「文部省著作教科書」について、改めて総括的な比較分析を行った。このため、本年度も、「文部省著作教科書」関係の文献・資料を収集するため各研究機関に出向いて、調査・収集を行った。
その成果は、1999年11月島根大学で開催された全国社会科教育学会において報告した。
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