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1997 Fiscal Year Annual Research Report

Z39.50に基づく文献情報検索システムの構築

Research Project

Project/Area Number 09680389
Research Category

Grant-in-Aid for Scientific Research (C)

Research InstitutionUniversity of Library and Information Science

Principal Investigator

石塚 英弘  図書館情報大学, 図書館情報学部, 教授 (50011755)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 宇陀 則彦  図書館情報大学, 図書館情報学部, 助手 (50261813)
KeywordsZ39.50 / 検索プロトコル / 情報検索 / 情報検索システム / 文献情報 / Japan-MARC
Research Abstract

本研究の目的はANSI(American National Standards Institute)による標準情報検索プロトコルZ39.50に基づく文献検索システムの構築である。今年度はZ39.50プロトコルに基づくプロトタイプシステムの構築を目的に研究を行い、Japan-MARCを用いた日本語検索ができるようになった。
プロトタイプシステムはZ39.50構築用ツールキットであるYAZ1.3を使って構築した。YAZ1.3はZ39.50のクライアントとサーバの基本機能であるイニシャライズ機能、サーチ機能、プレゼント機能を実装しており、本研究は基本機能を拡張する形でシステム構築を行った。イニシャライズ機能とはクライアントとサーバ間の接続を行い、検索セッションを開始する機能であり、サーチ機能とはクライアントからの検索質問をサーバに渡し、実際にデータベースから検索を行う機能であり、プレゼント機能とはサーバで得られた検索結果をクライアントに返す機能である。
クライアントはGUIとプロトコルモジュールから構成され、GUI上で入力された検索質問をZ39.50の質問構造に変換し、検索要求や返戻要求をサーバに出せるようにした。サーバはコントロールモジュール、プロトコルモジュール、および検索エンジンから構成される。検索エンジンにはリレーショナルデータベースであるOracle7を用い、Japan-MARCデータを格納した。
本クライアントによりOCLCやベル研究所など世界各地のZ39.50サーバに接続できるようになった。又、本サーバによって、これまで行われていなかった日本語データの検索が行えるようになった。引き続き、多くの利用者からのアクセスに耐えられる信頼性の高いシステムを目指して改良を行い,複数の検索サーバに対する同時検索などZ39.50を活かした新しい機能の開発を行う予定である。

URL: 

Published: 1999-03-15   Modified: 2016-04-21  

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