1998 Fiscal Year Annual Research Report
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09680493
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| Research Institution | KYOTO UNIVERSITY |
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Principal Investigator |
福山 淳 京都大学, 工学研究科, 教授 (60116499)
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| Keywords | プラズマ / トカマク / 輸送現象 / 電流駆動 / アルフベン固有モード |
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| Research Abstract |
1. シミュレーションの並列処理
トカマクの時間発展シミュレーションに必要な波動伝播・電流駆動・安定性の解析において,分散型メモリによる並列処理に適した計算コードを開発し,8台からなる計算機クラスターを用いて最高7倍以上の高速化を実現した.そして中空型電流分布をもつトカマクについて輸送シミュレーションを行い,内部輸送障壁による閉じ込め改善の維持について解析を行った.
2. 輸送モデルの改善
電流拡散性バルーニングモードにもとづく乱流輸送モデルに有限サイクロトロン半径効果を取り入れ,電子とイオンの熱拡散係数に差が現れ,電子の熱拡散係数が増大することを示した.また径方向電界やプラズマ回転を取り入れた流体型輸送方程式にもとづく輸送シミュレーションを発展させ,周辺プラズマとの相互作用を含めた解析によって,加熱パワーの増大に伴う周辺輸送障壁の形成を再現した.
3. TAEモードの安定性解析
中空型電流分布をもつトカマクにおけるアルフベン固有モードの安定性を,3次元波動伝播解析コードを用いて解析した.中空型電流分布によって磁気シアが負となる場合には,トロイダル効果に依存しないグローバルアルフベン固有モードが現れるだけでなく,電流分布のわずかな変化によってトロイダルアルフベン固有モードの周波数が大きく変化することが示された.
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Research Products
(3 results)
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[Publications] A.Fukuyama: "Transitioin to an Enhanced Internal Transport Barrier" Plasma Phys.Control.Fusion. 40. 653-656 (1998)
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[Publications] A.Fukuyama: "Formation and Collapse of Internal Transport Barrier" Proc.of 17th IAEA Fusion EnergyConf.(印刷中). (1999)
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[Publications] K.Itoh: "Transport and Structual Formation in Plasmas" Institute of Physics Publishing, 307 (1998)
