• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

1999 Fiscal Year Annual Research Report

C末端アンカー型膜蛋白質の局在化機構

Research Project

Project/Area Number 09680705
Research InstitutionKansai Medical University

Principal Investigator

山本 章嗣  関西医科大学, 医学部, 講師 (30174775)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 柾木 龍一  関西医科大学, 医学部, 講師 (70140283)
KeywordsC末端アンカー型膜蛋白質 / 小胞体 / ゴルジ体 / 細胞膜 / 緑色蛍光蛋白質 / GFP / 局在化 / 小胞輸送
Research Abstract

C末端アンカー型膜蛋白質は、シグナル配列を持たず、C末端の疎水的領域で膜にアンカーする蛋白質であり、種々のオルガネラに分布して、様々な重要な細胞機能を担っている。私達は、これまで、C末端アンカー型膜蛋白質の局在化機構を解析し、ミクロソーム型アルデヒド脱水素酵素(msALDH)の小胞体局在化シグナルが、そのC-末端35アミノ酸残基内にあること、シンタキシン1の細胞膜局在化シグナルが、そのC-末端24アミノ酸残基内にあることを明らかにした。
本年度は、緑色蛍光蛋白質GFPのC末端にmsALDHのC-末端35アミノ酸、あるいはシンタキシン1のC-末端24アミノ酸を付加したキメラ蛋白質をCOS細胞とNRK細胞に遺伝子導入し、その細胞内分布を解析した。その結果、msALDHのC-末端を持つGFPキメラ蛋白質の蛍光は、小胞体に局在し、シンタキシン1のC-末端を持つそれは、ゴルジ体と細胞膜に分布し、それぞれが局在化シグナルとして働いていることが確認された。フッ化アルミニウム処理により小胞体-ゴルジ体間のリサイクリングを阻害しても、GFP/msALDHキメラの分布に変化がないことからGFP/msALDHキメラは静的に小胞体に残留すると考えられる。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] Masaki R.,Yamamoto A.,Akagawa K.and Tashiro Y.: "Important roles of the C-terminal portion of HPC-1/syntaxin 1A in membrane anchoring and intracellular localization."J.Biochem.. 124. 311-318 (1998)

URL: 

Published: 2001-10-23   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi