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1997 Fiscal Year Annual Research Report

日本企業における創造性発揮を促進する研究開発技術者の人事管理制度の研究

Research Project

Project/Area Number 09730084
Research InstitutionKobe University of Commerce

Principal Investigator

開本 浩矢  神戸商科大学, 商経学部, 講師 (90275298)

Keywords研究開発 / 人事管理 / 専門職 / リーダーシップ / モチベーション / HRM / 処遇 / 創造性
Research Abstract

旧来我が国の製造企業では、研究開発技術者に対して、いわゆるホワイトカラー職種の労働者と同等な処遇体系を持って処遇してきた。こうした処遇体系は欧米企業という目標に追いつくという側面では効果的であったかもしれないが、創造性や独創性を求められる現在の競争環境ではその機能を十分果たしているとは言い難いと思われる。こうした研究意識を持って、本年度の研究では、我が国の製造企業における研究開発技術者に対する人事制度の現状を把握することを主眼におこなった。手法としては、実際に企業の人事担当者に対する面談調査を行ったほか、近刊の学術雑誌やその他の文献を和洋を含めてサーベイする作業を行った。その結果、我が国の製造企業の研究開発部門における人事制度は今まさに変化している最中であり、現状でベストな解決方法を提示することはできないが、いくつかの方向性は見えてきているのではないかということである。一つには、専門化(個別化ともいえる)の流れである。ついで、キャリア開発の重要性が増していることである。さらにモチベーションやリーダーシップの重要性が依然として重要であるとの認識があることである。第一の専門化の流れについては、下記の論文に詳しく述べてある。次年度以降は、本年の研究で明らかになった、第三の点について特に焦点を当てて、研究を進める予定である。手法としては、組織行動論よりの知見を活用しながら、リーダーシップ行動とその受容のプロセス、そしてパフォーマンスへの影響を明らかにできるアンケート調査票をデザインし、その実施を通して、より定量的な研究成果を出していきたいと予定している。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 開本浩矢: "RD技術者に対して求められる複線型キャリア管理施策" 企業と会計のフロンティア(仮題). (近刊予定).

URL: 

Published: 1999-03-15   Modified: 2016-04-21  

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