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1998 Fiscal Year Annual Research Report

セル構造をもつインテリジェント・ソフトマテリアルの開発

Research Project

Project/Area Number 09750108
Research InstitutionKanazawa University

Principal Investigator

香川 博之  金沢大学, 工学部, 助手 (40251938)

Keywordsセル構造 / 曲げ試験 / 有限要素解析
Research Abstract

本研究では、浸透圧により剛性を変化できる柔軟性のあるセル構造材(インテリジェント・ソフトマテリアル)の開発を試みている。二分子膜被覆カプセル膜のセル集合体を使って、機械的特性試験および解析を試み、得られた主な結果を以下にまとめる。
1 半透性をもつチューブにセルおよび長繊維を詰め込んだ棒状試験片を作成し、種々の荷重負荷試験を行った。本実験の範囲では長繊維を使わない場合とほぼ同じ変形挙動を示したが、これは長繊維よりもチューブの影響の方が大きかったり、あるいは長繊維の固定方法に問題があったためと考えられる。今後さらに試験片を改良し、実験を行う必要がある。
2. 内部を液体で満たされたセル構造を有限要素解析するための、二次元三角形要素を開発した。これを使った解析により、変形とセル内部圧力の関係をしらべることができた。ただし、実際のセル形状は三次元でしかも三角形ではないため、今後さらに要素を改良していく必要があると考えられる。

URL: 

Published: 1999-12-11   Modified: 2016-04-21  

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