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1997 Fiscal Year Annual Research Report

電子住宅地図を用いた建物利用種別の分類手法の開発

Research Project

Project/Area Number 09750642
Research InstitutionMeijo University

Principal Investigator

吉川 耕司  名城大学, 都市情報学部, 助教授 (80220599)

Keywords電子住宅地図 / 建物利用種別 / 地理情報システム / 数値地図
Research Abstract

本年度は、電子地図データから建物種別を分類する手法を開発した。まず、対象地区を大阪市域に設定し、建物種別分類を適用する数haの地区を、土地利用形態が異なり、かつ典型的なものであることに留意しながら、生野区、城東区等から4地区選定した。次に、電子住宅地図より、建物の名称データを抽出するプログラムを開発し、1995年大阪市域版を用いて、上の対象地区に適用した。なお、このデータには専用住宅の世帯主名も入っているので、別の建物大分類コードを利用してこれを省き、店舗名・事業所名・ビル名のみを分類対象として選択する機能も付加している。さらに、抽出データの一覧表をもとに、名前付け様式の検討を加え、これをもとに、分類基準名称ファイルを作成した。ここでは、62の建物種別について、延べ853の名称候補文字列を設定している。最後に、従来研究の成果である分類アルゴリズムは最後尾の文字列を採用するという単純なものであったので、反応の優先度をそれぞれの候補文字列に付け、最後尾以外に反応する特定のケースに対応するよう、アルゴリズムに改良・付加を加えた。分類結果と調査結果の相違の分析のための現地調査は第二年度に行うが、現在は、上記の優先度や特定ケースの設定に関し、様々なパターンを試み、紙地図上での人間の判断に近いパターンを探っているところである。なお、建物名称を用いた種別分類アルゴリズムについては「都市・公共土木のCGプレゼンテーション」(共著)、電子地図データから分析のための地区情報を抽出する方法については「社会現象の統計分析」(共著)にて、研究成果の発表を行っている。

  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] 榊原和彦: "都市・公共土木のCGプレゼンテーション" 学芸出版社, 173 (1997)

  • [Publications] 木下栄蔵: "社会現象の統計分析" 朝倉書店, 193 (1998)

URL: 

Published: 1999-03-15   Modified: 2016-04-21  

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