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1997 Fiscal Year Annual Research Report

複数の材料で構成される外壁画の耐震性を確保するための設計・施工プロセス研究

Research Project

Project/Area Number 09750690
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

清家 剛  東京大学, 大学院・工学系研究科, 助手 (60236065)

Keywords複数の材料 / 外壁 / 耐震性 / 設計・施工プロセス / サッシ / 専門工事業者 / 設計者 / 建物施工者
Research Abstract

平成7年兵庫県南部地震の調査結果から、外壁面全体で設計・施工が行われるカ-テンウォールについては、十分な耐震性能が確保されていることが明らかになった。しかし、これらを除く複数の材料(例えばパネルとサッシとガラス)で構成された外壁については、十分な耐震性能が確保されていないことが明らかになった。
本研究は、複数の材料で構成される外壁画の現状の設計・施工プロセスを明らかにし、耐震性能を確保するために、どのような手順で、どのような情報が提供され、どのようなことをそれぞれの立場で指示しなければならないのかを明確にする事を目的としている。
本年度の研究としては、全国に展開する各種外壁材製造者に対して、設計技術資料、施工技術資料を収集している。また、それぞれの耐震性に関する技術資料を収集した。ただし全てを網羅するには至っていないが、モデルケースを想定するには充分な情報を得た。
現在収集したデータを整理し、各種外壁材の耐震性能のレベルをタイプ分けしてたが、その結果、モデルケースの対象を一般的なサッシとコンクリート躯体壁、またはALCとの組合せに絞ることとし、そのための情報収集を開始した。具体的にはサッシの施工に関連する各種専門工事業者、すなわちサッシメーカー、サッシ施工者、ガラス工事者、シール施工者等に対して、性能を確保するための施工に際して、設計者・建物施工者とのコミュニケーション、あるいは専門工事業者間でのコミュニケーションの問題点についてヒアリング調査し、それらを整理している。従って、来年度予定している想定モデルケースはこれを中心にする。加えて各種外壁材の耐震性能と、設計施工のタイプの組み合わせで、異なるモデルケースもいくつか想定する予定である。

URL: 

Published: 1999-03-15   Modified: 2016-04-21  

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