1998 Fiscal Year Annual Research Report
単球マクロファージのラジカル、サイトカイン放出と動脈硬化
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09770800
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Research Institution | Tokyo Women's Medical University |
Principal Investigator |
宇治原 誠 東京女子医科大学, 医学部, 助手 (60211075)
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Keywords | マクロファージ / ラジカル / スーパーオキシド |
Research Abstract |
マクロファージまたは顆粒球系細胞への分化能をもつ前骨髄球系白血病細胞(HL60)を用いて、その分化にともなう形態変化、HSP発現、細胞表面マーカー、スーパーオキサイド、細胞内GSH含量の程度、細胞死を検討した。さらに、分化を誘導する薬剤濃度、時間、分化形質の度合を検討し、マクロファージに分化し、スーパーオキサイド放出能が強く、細胞死をきたさない指摘条件を設定し、その条件でスーパーオキサイド放出とそれに対する各種抗酸化剤の影響を検討した。 マクロファージまたは顆粒球系細胞に分化する白血病細胞(HL60)は複数の公共団体から購入したが、どの団体の細胞も、分化能が不均一であるのを申請者は確認したため、安定してマクロファージに分化するHL60を分離、クローン化した。このsublineを用いれば、ラジカル放出とマクロファージへの分化の実験が極めて容易に行えることを明らかにした。(Ujihara M et al,Atheroselerosis,1998) この細胞に対して、GM-CSFが増殖以外の別の作用(分化後の細胞死を抑制する作用)をもつことを明らかにし、平成10年日本動脈硬化学会で発表した。
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Research Products
(1 results)
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[Publications] Ujihara M,Nomura K,Yamada O,Demura H: "Establishment of a stable HL60 subline having a potential for monocytic differentiation using QMCSF" Atherosclerosis. 139. 301-306 (1998)