1997 Fiscal Year Annual Research Report
転移性骨腫瘍におけるCD44バクアントフォームの遺伝子発現について
Project/Area Number |
09771118
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Research Institution | Fujita Health University |
Principal Investigator |
鷲見 大輔 藤田保健衛生大学, 医学部, 助手 (50288487)
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Keywords | 転移性骨腫瘍 / CD44 / 接着分子 |
Research Abstract |
現在、液体窒素で冷凍後-80度で保存してあった10症例の転移性骨腫瘍巣よりtotal RNAを抽出し、first strand cDNAを作成したが、そのうちの4症例については、cDNAが合成されなかった。RNAのqualityを向上させるために、数種類のRNA抽出キットを使用したり、cDNA合成キットを変更したが無効であった。材料の保存状態が、影響したものと思われる。 その他の6症例については、random-primedcDNAをβ-actinを使用し、polymerasechain reaction(PCR)を施行し、quality cheakをしてある。standard formCD44については、PCRの条件は94度1分、72度4分のサイクルを30回で成功した。しかし、variant formに関しては、PCRの設定条件がいまだ決まらず、現在touch down PCR法に変更して、条件を設定中である。現在、同時に新たな材料を増やし、standard form CD44については、southern blotへ順次研究を進めていく方針である。
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