• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

1997 Fiscal Year Annual Research Report

低酸素暴露による肺高血圧発生機序と麻酔薬のリモデルされた肺循環に対する影響

Research Project

Project/Area Number 09771137
Research InstitutionChiba University

Principal Investigator

杉森 邦夫  千葉大学, 医学部・附属病院, 助手 (20241961)

Keywords低酸素性肺高血圧 / 麻酔薬 / COX2 / iNOS
Research Abstract

【慢性低酸素暴露による肺高血圧モデル作成】
酸素濃度を10%に維持した低酸素ガスチャンバーを用いて、雄性S-Dラットで14日程度の低酸素慢性暴露による肺高血圧モデルを作成した。
【摘出肺血管リングの実験】
摘出肺血管の実験では、主に肺外肺動脈を用いて、血管リングの等尺性収縮時に発生する張力および血管拡張物質投与時の弛緩を現有の張力測定装置で測定することにより、肺血管の薬物感受性を調べた。ラットでは肺血管リモデリングによって、PG_<f2a>等による収縮性は不変か増強、アセチルコリン等による内皮依存性弛緩は減弱したが、COX2阻害薬およびiNOS阻害薬の同時投与はこれらの反応を修飾しなかった。現在、COX2阻害薬の慢性投与による影響を検討中である。
【肺潅流実験】
上記肺高血圧モデルを用い、肺潅流実験を行い、肺高血圧ラットでは肺細動脈における抵抗が上昇していることを確認した。同様にCOX2阻害薬の慢性投与による影響を検討中である。

URL: 

Published: 1999-03-15   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi