1997 Fiscal Year Annual Research Report
間葉系細胞由来のPDGFが網膜神経節細胞の神経突起再生能に及ぼす影響について
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09771475
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| Research Institution | Jikei University School of Medicine |
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Principal Investigator |
溝渕 宗秀 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (30266689)
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| Keywords | 網膜神経節細胞 / 神経栄養因子 / 神経突起伸長率 / 細胞生存率 |
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| Research Abstract |
新生児ラット眼球から硝子体や網膜色素上皮細胞が混入しないように網膜を取りだした。このため。5、6匹の新生児ラット眼球から1回の実験に必要な網膜が得られた。さらに、われわれの方法で網膜細胞の培養は、可能であった。この網膜細胞が、網膜神経節細胞であること(網膜神経節細胞の同定)は、神経節細胞に発現しているThy-1に対する抗体を用いて行った。本年度は、培養細胞を用いた実験系を確立することができた。
続いて、培養液にNGF、BDNFを加えて、細胞生存率、神経突起伸長率を測定した。両神経栄養因子とも、細胞生存率、神経伸長率を増大させる傾向にあるが、現在実験回数を増やし、有意差を検討中である。
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