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1997 Fiscal Year Annual Research Report

下顎智歯抜歯の診断ストラテジーについて

Research Project

Project/Area Number 09771798
Research InstitutionNihon University

Principal Investigator

井出 壱也  日本大学, 松戸歯学部, 助手 (70267110)

KeywordsEye Mark Recorder(アイマークレコーダ) / Visual Action(視覚行動) / Scanpath(注視点軌跡)
Research Abstract

歯科医師がどのように下顎智歯抜歯の際に難易度を決定しているか,口内法X線写真を試料に視覚行動を検討するため,今年度は視覚行動記録システムの構築および実験試料の作成を行った。
1.アイマークレコーダの頭部固定ユニットおよび視覚行動解析プログラムの作成。
視覚行動を測定するにあたりアイマークレコーダを頭部固定せず解析を行うとモニター上における試料の注視部位の特定が困難な場合があるため,頭部固定ユニットを作成した。頭部固定ユニットはオトガイ部を固定台にのせて頭部を固定するタイプと後頭部をイスに固定するタイプを試作した。その結果,アイマクレコーダの装着の妨げにならず被験者の視覚行動を制限しにくいオトガイ部を固定するユニットを使用する事に決定した。そしてオトガイ部を固定する頭部固定ユニットの作成を行った。
また,注視点軌跡を解析するにあたり,パソコンにて試料の画像処理を行い,特徴部位における注視回数,注視時間等の基礎的データ収集を行っている。その特徴部位の設定及び基礎データを処理するプログラムを作成依頼した。完成したプログラムにて現在,予備実験にて得られた視覚行動データより,画像処理検討中である。
2.実験試料の作成
本大学付属歯科病院にて行った下顎智歯抜歯症例から下顎智歯の萌出程度、芽萠出方向など難易度の異なる症例を選出しスライドや提示する試料を作成するため,患者同意に基づき実験試料の作成を行っているところである。

URL: 

Published: 1999-03-15   Modified: 2016-04-21  

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