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1997 Fiscal Year Annual Research Report

歯根吸収に関する因子の解明(特にPGEの吸収組織内の局在について)

Research Project

Project/Area Number 09771837
Research InstitutionThe University of Tokushima

Principal Investigator

清水 謙  徳島大学, 歯学部, 助手 (60274247)

Keywords歯根吸収 / 歯根吸収組織 / 酵素抗体法 / 蛍光顕微鏡
Research Abstract

本研究は歯根吸収組織におけるプロスタグランジンEの局在部位を明らかにする目的で行っている平成9年度および10年度2年間の研究の1年目である.経歴の正確な母ウサギ(ニユ-ジーランド白色種)を徳島大学歯学部動物舎において交配した.母ウサギの出産は容易ではなく,特に夏期においては交配は可能であったが,ほとんど出産は成功しなかった.ウサギは一年中出産可能との記載があるが時期的なものがあることがわかった.また,育仔においても個体差があり,仔を途中で踏み殺す親もあり,また,出産後授乳しない母ウサギもあった.このような育仔の下手な母ウサギは出産を繰り返しても育仔はうまくならなかった.このような場合は仔ウサギを隔離し,育仔の上手い母ウサギに養仔にだすことを行った.生後4日目に産仔数の確認を行ったが,母ウサギにより産仔数は4〜10羽の範囲で個体差が認められた.したがって,本実験では2羽以上の母ウサギを同時に交配・出産させ,産仔の多いものは養仔に出したりして各母ウサギが授乳する仔ウサギの匹数をほぼ同数となるように工夫した(7〜8羽).これにより,各個体における体重差を少なくし,本研究で最も重要である発育のバラツキを最小限にすることが可能となった.このようにして現在までに,生後9,11,13日目に工一テル屠殺した上顎乳切歯部を含む顎骨を各5〜6体づつ得,ホルマリン固定を行いパラフィン包埋を行った.平成10年度にこれらの試料をAvidin Biotin Complex(ABC法)により,蛍光顕微鏡観察を行う.また生後5,17,23日目の試料も得る予定である.

URL: 

Published: 1999-03-15   Modified: 2016-04-21  

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