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1997 Fiscal Year Annual Research Report

歯の交換に関与する因子の解明(特にプロスタグランジンの影響について)

Research Project

Project/Area Number 09771838
Research InstitutionThe University of Tokushima

Principal Investigator

山内 理恵  徳島大学, 歯学部, 助手 (50274246)

Keywords破歯細胞 / 歯根吸収 / 歯根吸収組織 / プロスタグランジン / ウサギ
Research Abstract

本研究は平成9年度および10年度の2年間のうちの1年目で,乳歯歯根吸収の開始期から脱落期まで通したプロスタグランジンの関与を明らかにすることを目的とし,プロスタグランジンを投与した場合の,出現する破歯細胞の数,歯根吸収に及ぼす影響について検討を行うものである.平成9年度は,経歴の正確な親ウサギ(ニユ-ジーランド白色種)を徳島大学歯学部動物舎において,我々が試行錯誤して確立した繁殖法を司いて繁殖ゲージで出産させ,胎生30〜31日齢で出産した仔ウサギを選び実験に使用した.また,同時に2羽以上の母ウサギを交配,出産させ,各母ウサギが授乳する仔ウサギの数がほぼ同数となるように工夫した(7〜8羽).これによって歯の発育のバランスを最小限にとどめることができる.全38羽の仔ウサギを歯根吸収初期の活動期である生年9,11,13日目の3群に分けた.生後7日目より12時間おきに成長の具合を一羽づつ確認するとともに体重の測定および,上顎乳切歯歯根部に50μg/kgの濃度(xylocaine含有)に調整したプロスタグランジンを注射した.また半数をコントロール群として蒸留水(xylocaine含有)を注射した.生後9,11,13日目に工-テル屠殺,解体し,上顎乳中切歯部を顎骨ごと取り出しホルマリン固定した.現在,順次パラフィン包埋している.平成9年度の研究計画は,実験動物の回収からパラフィン切片の作成までを予定しており,計画どうり現在順調に実験は進行している.現在,平成10年度の計画実施のため,全自動染色機の適正染色条件を検討中である.

URL: 

Published: 1999-03-15   Modified: 2016-04-21  

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