1997 Fiscal Year Annual Research Report
インターネットを利用した遠隔矯正データ分析診断支援システムの開発
Project/Area Number |
09771853
|
Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
田中 隆一 長崎大学, 歯学部, 助手 (10188352)
|
Keywords | 歯科矯正治療 / 遠隔診断 / インターネット / セファロ分析 / 模型分析 |
Research Abstract |
矯正遠隔診断支援システム本体の開発 (方法)平成9年度購入したG6-266(GATEWAY2000社製)を本システム開発用コンピュータ並びに、ウエッブサーバーとして用いた。 使用したOSは、WindowsNT4.0server(Microsoft社製)であった。また、システム開発には、Visual Cafe for Java Pro 1.0ej(SYMANTEC社製)を用いた。 遠隔地を想定した端末上のビューア-として、Netscape Navigator Ver.4.0(Netscape社製)を用いた。遠隔地を想定した端末から、G6-266上のウエッブサーバにHTTPアクセスを行い、ブラウザを介してデータのやりとりを行った。 (結果)本システムの矯正診断支援として、遠隔地へ以下の4つ分析データを提供することが可能となった。 1.セファrロ分析(ダウンズ法、ノースウェスタン法・プロフィログラム)2.セファロのスーパーインポジション(SN平面基準、下顎下縁平面基準、口蓋平面基準)3.模型データ分析(大坪氏らの分析、ディスクレパンシー分析)4.術前術後の規格写真顔貌予測シミュレーション さらに、患者管理データベースの遠隔地からのアクセスも可能となった。 (今後の予定)来年度は、実際に端末を遠隔歯科診療所に設置し、運用の可能性や問題点を評価する予定である。 尚、本システムの一部は、G6-266ウエッブサーバーにアップロードし、インターネット上(http://133.45.144.100/orthod/java/analyser.html)で公開し、一般の歯科医師も利用可能となっている。
|