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1997 Fiscal Year Annual Research Report

教育キャンプ指導者の児童・生徒の問題行動に対する認知と対処行動

Research Project

Project/Area Number 09780041
Research InstitutionUniversity of Library and Information Science

Principal Investigator

坂本 昭裕  図書館情報大学, 体育・保健センター, 助手 (10251076)

Keywordsキャンプ / キャンプ指導者 / 児童・生徒 / 問題行動 / 認知 / 対処行動
Research Abstract

本研究の目的は、キャンプ指導者(キャンプ・カウンセラ-)の児童・生徒が引き起こす問題行動に対する認知構造を明らかにすることである。また、指導者のその認知傾向と問題行動への対処行動との関連について検討することが目的である。
特に本年度は1.キャンプ指導者の問題行動に対する対処行動を調査すること、2.問題行動ビデオの作成が目的であった。対処行動に関して、まずキャンプ指導者の問題行動場面における認知の在り方について検討を行った。100名のキャンプ指導者に対する調査から、キャンプ指導者は問題行動場面を親和性、指導・関与、活動性という3つの観点で認知していることが明らかになった。また、多の問題行動場面以外の状況に比較すると3つのどの観点に対しても同程度の割合で見ているが、問題行動場面に限定すると親和性の観点を重視している。すなわち感情的な観点から状況を認知する傾向があることが明らかとなった。今後は、指導者がとりうる対処行動を検討する予定である。また、問題行動ビデオの作成においては、平成9年度静岡県フロンティアアドベンチャーキャンプ(静岡県教育委員会主催)中に問題行動場面の撮影を行った。今後は若干の問題行動場面の補充撮影を行った上で実験用のビデオを編集する予定である。
なお、来年度はこの実験用ビデオを多くのキャンプ指導者に提示し、指導者の問題行動の認知と対処行動の調査を実施する予定である。そして得られたデータから児童・生徒の問題行動に対する指導者の対処行動について検討を進める予定である。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 坂本昭裕: "キャンプ活動場面における指導者の状況認知構造" 野外教育研究. 1-1. 45-55 (1997)

URL: 

Published: 1999-03-15   Modified: 2016-04-21  

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