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1997 Fiscal Year Annual Research Report

オントロジーを用いて設計者の支援する設計過程モデルの構築

Research Project

Project/Area Number 09780339
Research InstitutionNara Institute of Science and Technology

Principal Investigator

武田 英明  奈良先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助教授 (80252831)

Keywordsオントロジー / 設計 / 設計過程 / 知識システム
Research Abstract

設計中の会話を録音したプロトコルデータのような議事録には、設計ノウハウやアイデアなどの設計知識が含まれており、それを構造化しユーザに読みやすく提供するような方法が望まれている。そこで本研究では、キーワードベクトル法を利用したシステムを提案し議事録からの議事の流れの明示化を目指した。具体的には、連続する文書をまず、まとまりのあるブロックしてして分割して、次にそのブロック間の関係をもとめるという方法をおこなった。
まず、ブロック化の手法としては、キーワードベクトルを用いた。隣接した文章断片間でキーワードベクトルの角度の余弦を計算することによって話題の区切り目を見つけ、その結果何らかの話題をもつ文章ブロックを得る。この方法による抽出されたブロックの約半分は人間の分割したブロックと類似していた。さらに(1)人手によるキーワードの抽出(約500語)、(2)そのオントロジー化(抽象概念の付加とそれによるキーワードの縮約)、(3)統計的方法によるキーワード設定の3つのキーワード設定法を3種類を比較した。(2)は(1)でとりずらかった部分のブロック化をすることができた。
また、得られた文章ブロック間でキーワードベクトルの角度の余弦を計算することによって関係を発見し、構造化を実現いた。その結果、本手法によって議事録の中に設計過程を読みとることができた。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 塩崎敏也他: "設計における談話の分析と構造化" 電子情報通信学会技術報告. (予定). (1998)

URL: 

Published: 1999-03-15   Modified: 2016-04-21  

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