1997 Fiscal Year Annual Research Report
分散型マルチメディア情報ベースにおける参照一貫性制約と利用者対話環境に関する研究
Project/Area Number |
09780396
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Research Institution | Kyoto Sangyo University |
Principal Investigator |
大本 英徹 京都産業大学, 工学部, 助教授 (80257774)
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Keywords | ハイパーメディア / ビデオデータベース / 経路存在制約 / Java |
Research Abstract |
本年度は,時間情報を含む音声やビデオ動画像などのマルチメディア情報を統一的に表現・管理するためのデータモデルの検討とそれらのマルチメディア文書間のハイパーリンク設定情報の組織的管理を行なうための機構について検討を重ね,その形式的モデル化とプロトタイプ設計・実装を行った.その主要成果は以下の通りである. ・ビデオデータをデータベース化するためのデータモデルとして,OVIDビデオオブジェクトモデルの形式化を行い,その有効性を実証する試作システムであるOVID-IIの基本アーキテクチャを設計し,一部主要機能の実装を行った. ・ハイパーメディアデータベースにおけるハイパーリンク参照経路管理機構のを有するハイパーメディアデータベースAYATORIの機能強化を行い,ビデオ動画像や音声データを含めたハイパーリンク機能を実現した.このための基本フレームワークとしてJava Media Frameworkを用いている.
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