1998 Fiscal Year Annual Research Report

非同期分散共調システムにおける予防保全スケジュールの生成に関する研究

Research Project

Project/Area Number	09780411
Research Institution	Hiroshima University
Principal Investigator	土肥正広島大学, 工学部, 助教授 (00243600)
Keywords	非同期システム / 分散システム / 予防保全 / チェックポイント / 最適リリース問題 / 確率モデル / 信頼性評価 / 最適化
Research Abstract	本年度は研究の最終年度にあたるため,信頼性システムの評価を中心にした理論的研究を行った.特に,対象とするシステムを複雑な非線形モデルとしてとらえることにより,ニューラルネットワークに代表されるソフトコンピューティングの技法を予防保全スケジュールの生成問題に適用した.具体的には,(i)ソフトウェア最適リリース問題(ii)多次元モデルにおけるスペア部品の在庫・補給問題(iii)コンピュータシステムの最適バックアップ問題(iv)実システムにおける故障発生頻度の推定問題について考察を行った.(i)のソフトウェア最適リリース問題では,階層型ネットワーク,リカレントネットワーク,GMDHネットワークの3種類のネットワークモデルを応用した.また,(ii)(iii)の問題に対しては,マルコフ解析ならびに確率的最適化法のテクニックが適用された.(iv)の問題では,現実の屋内不点故障件数の推定には階層型ネットワークを,再生関数の計算アルゴリズムには動径基底関数ネットワークがそれぞれ用いられた.非線彩システムとしての信頼性・保全性モデルは他にも数多く存在し,本研究で得られた技法および知見が今後有効になるものと考えられる.

Research Products
(10 results)

All Other

All Publications (10 results)

[Publications] 土肥正: "ニューラルネットワークを用いたソフトウェア最適リリース問題の幾何学的解法" 電子情報通学学会論文誌(A). 81・1. 110-118 (1998)
[Publications] 岡村寛之: "コンピュータシステムの自動スリープ機能における省電力効果I" 情報処理学会論文誌. 39・6. 1858-1869 (1998)
[Publications] 土肥正: "動径基底関数ネットワークを適用した再生関数の計算手続き" 日本応用数理学会論文誌. 8・2. 13-29 (1998)
[Publications] 藤広敏幸: "屋内不点故障発生件数の推定に関する事例研究" 電子情報通信学会論文誌(A). 81・9. 1316-1319 (1998)
[Publications] T.Shibuya: "Spare part inventry model with stochastic lead times" International Journal of Production Economics. 55. 236-247 (1998)
[Publications] Y.Shinohara: "An optimal sofiware ralease problem under cost rate criterion:artificial neural network approach" Journal of Quality in Maintenance Engineering. 4・4. 236-247 (1998)
[Publications] T.Dohi: "Minimal repair policics for an economic manufacturing process" Joumal of Quality in Maintenance Engineering. 4・4. 248-262 (1998)
[Publications] 畠山真明: "ニューラルネットワークを用いた不均一分散を持つ時系列データの解析" 計測自動制御学会論文集. 34・11. 1667-1674 (1998)
[Publications] 藤原康秀: "GMDHネットワークに基づいたソフトウェア出荷スケジュールの生成アルゴリズム" 日本信頼性学会誌. 21・1. 2-10 (1999)
[Publications] 土肥正: "代替的評価規範の下での最適I/Nバックアップ方策" 電子情報通信学会論文誌(A). 82・1. 73-80 (1999)

1998 Fiscal Year Annual Research Report

非同期分散共調システムにおける予防保全スケジュールの生成に関する研究

Principal Investigator

土肥 正 広島大学, 工学部, 助教授 (00243600)

Research Products

[Publications] 土肥 正: "ニューラルネットワークを用いたソフトウェア最適リリース問題の幾何学的解法" 電子情報通学学会論文誌(A). 81・1. 110-118 (1998)

[Publications] 岡村 寛之: "コンピュータシステムの自動スリープ機能における省電力効果I" 情報処理学会論文誌. 39・6. 1858-1869 (1998)

[Publications] 土肥 正: "動径基底関数ネットワークを適用した再生関数の計算手続き" 日本応用数理学会論文誌. 8・2. 13-29 (1998)

[Publications] 藤広 敏幸: "屋内不点故障発生件数の推定に関する事例研究" 電子情報通信学会論文誌(A). 81・9. 1316-1319 (1998)

[Publications] T.Shibuya: "Spare part inventry model with stochastic lead times" International Journal of Production Economics. 55. 236-247 (1998)

[Publications] Y.Shinohara: "An optimal sofiware ralease problem under cost rate criterion:artificial neural network approach" Journal of Quality in Maintenance Engineering. 4・4. 236-247 (1998)

[Publications] T.Dohi: "Minimal repair policics for an economic manufacturing process" Joumal of Quality in Maintenance Engineering. 4・4. 248-262 (1998)

[Publications] 畠山 真明: "ニューラルネットワークを用いた不均一分散を持つ時系列データの解析" 計測自動制御学会論文集. 34・11. 1667-1674 (1998)

[Publications] 藤原 康秀: "GMDHネットワークに基づいたソフトウェア出荷スケジュールの生成アルゴリズム" 日本信頼性学会誌. 21・1. 2-10 (1999)

[Publications] 土肥 正: "代替的評価規範の下での最適I/Nバックアップ方策" 電子情報通信学会論文誌(A). 82・1. 73-80 (1999)

土肥正広島大学, 工学部, 助教授 (00243600)

[Publications] 土肥正: "ニューラルネットワークを用いたソフトウェア最適リリース問題の幾何学的解法" 電子情報通学学会論文誌(A). 81・1. 110-118 (1998)

[Publications] 岡村寛之: "コンピュータシステムの自動スリープ機能における省電力効果I" 情報処理学会論文誌. 39・6. 1858-1869 (1998)

[Publications] 土肥正: "動径基底関数ネットワークを適用した再生関数の計算手続き" 日本応用数理学会論文誌. 8・2. 13-29 (1998)

[Publications] 藤広敏幸: "屋内不点故障発生件数の推定に関する事例研究" 電子情報通信学会論文誌(A). 81・9. 1316-1319 (1998)

[Publications] 畠山真明: "ニューラルネットワークを用いた不均一分散を持つ時系列データの解析" 計測自動制御学会論文集. 34・11. 1667-1674 (1998)

[Publications] 藤原康秀: "GMDHネットワークに基づいたソフトウェア出荷スケジュールの生成アルゴリズム" 日本信頼性学会誌. 21・1. 2-10 (1999)

[Publications] 土肥正: "代替的評価規範の下での最適I/Nバックアップ方策" 電子情報通信学会論文誌(A). 82・1. 73-80 (1999)