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1998 Fiscal Year Annual Research Report

非天然物質分解系酵素の遺伝生態学的研究

Research Project

Project/Area Number 09875202
Research InstitutionOsaka University

Principal Investigator

根来 誠司  大阪大学, 工学研究科, 助教授 (90156159)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 島 康文  大阪大学, 大学院・工学研究科, 助手 (50187423)
四方 哲也  大阪大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (00222399)
卜部 格  大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (60029246)
Keywordsナイロンオリゴマー / Pseudomonas aeruginosa / 実験室内進化 / カルバゾール / ジベンゾチオフェン
Research Abstract

遺伝生態という新分野を発展させるためには、生態系の観察、記述、及び数学的シミュレーションといった分野に加えて、モデル生態系中で着目した遺伝子の動的挙動を解明し遺伝子分布を定量的に解析することが必要である。このために、遺伝背景の良く判った微生物から新たな代謝能力を獲得した菌株を実験室内進化系で取得し、進化の過程を実験的に捉えることを目指した。
Pseudomonas aeruginosa PAO1株からナイロンオリゴマーを分解する菌株を既に実験室内での進化実験で取得している。そこで、新たに環境汚染問題物質のジベンゾチオフェン、カルバゾール分解能力の付与を試みた。PAO1株のロイシン要求性変異株(PAO1101)を親株とし、グルコースをC源、塩化アンモニウムをN源、硫酸マグネシウムをS源とした培地(M9-Glu)で前培養を行った。前培養液を塩化アンモニウムの代わりにカルバゾムルを唯一のN源とした培地(M9-Car)、硫酸マグネシウムの代わりにジベンゾチオフエンを唯一のS源とした培地(M9-DBT)へ1%植菌し、各々の培地で生育できる菌株を選択した。10-30日の選択培養により目的菌株が取得できたので、ジベンゾチオフェン、カルバゾールの分解活性をTLCで確認した。

URL: 

Published: 1999-12-11   Modified: 2016-04-21  

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