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1997 Fiscal Year Annual Research Report

植物リポキシゲナーゼの活性の翻訳後調節機構の探索

Research Project

Project/Area Number 09876095
Research InstitutionShimane University

Principal Investigator

長屋 敦  島根大学, 生物資源科学部, 助教授 (50284021)

Keywords遺伝子工学 / リポキシゲナーゼ / キメラ蛋白質 / malE / 創傷応答 / 植物 / 翻訳後修飾 / 活性調節
Research Abstract

1.リポキシゲナーゼ:malE融合蛋白質の大腸菌での発現
リポキシゲナーゼ(LOX)蛋白質の種々の植物での発現をチェックする為の抗血清を得るべく、大腸菌において、ダイズLILOXの中央部約150アミノ酸残基とmalEとの融合蛋白質を発現させた。発現量は多く、超音波処理によって可溶な型で抽出できたので、アミロースレジンカラムによるアフィニティークロマトグラフィー及びSDS-PAGEからの切り出しによって精製した。現在、この精製物をラットに対して免疫中である。この抗血清は、LOXの種を越えた保存領域に対して作製しているので、ほとんどの動植物のLOXに対応可能な事が期待できる。
この抗血清を用いて創傷等の刺激にLOXがどきように応答するかなどを検討する。また、この抗血清に加えて、抗原として用いた融合蛋白質、あるいは同様の構成のリポキシゲナーゼの他の部分との融合蛋白質を用いてウェストーウェスタン法などの手法でLOXに対する結合蛋白質の検索も行う。
2.LOXの等電点電気泳動-活性染色の検討
等電点電気泳動の為の泳動槽などの必要物を入手し、セットアップした。活性染色の為の予定の基質化合物の製造中止が判明したので、急遽、類似化合物について使用可能かどうか検討している。等電点電気泳動-活性染色による方法によっても、様々な刺激に対するリポキシゲナーゼ(LOX)の応答の検討を行う予定である。

URL: 

Published: 1999-03-15   Modified: 2016-04-21  

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