• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

1998 Fiscal Year Annual Research Report

植物リポキシゲナーゼの活性の翻訳後調節機構の探索

Research Project

Project/Area Number 09876095
Research InstitutionShimane University

Principal Investigator

長屋 敦  島根大学, 生物資源科学部, 助教授 (50284021)

Keywordsリポキシゲナーゼ / 遺伝子工学 / キメラタンパク質 / mal E / 創傷応答 / 植物 / 活性調節 / 抗血清
Research Abstract

1. リボキシグナーゼ活性検索用抗血清の作製
種々の植物材料でのリボキシゲナーゼ発現を検索する事を目的とした抗血清の作製について,前年度に引き続き大腸菌で発現させたmalEとダイズリポキシゲナーゼL1の一部分との融合タンパク質を抗原としたものについて検討を行った.その結果この抗血清は抗原とした融合タンパク質とは良好に反応したものの,ダイズ由来のL1とは反応性がほとんど無く利用できないものだった.原因は抗原として用いたL1中央の高保存部位が融合タンパク質において適切にフォルディングできていなかったものと推測される.そこで現在,L1の中でβ-シート構造のクラスターした場所を狙って再度malE融合タンパク質の作製を進めている.作製完了しだい再び免疫を行う.また,これとは別にダイズ由来L1そのものを用いた免疫も並行して行う.作製できた抗血清によりリポリシゲナーゼ発現量の測定や検索を進めて行く予定である.
2. リボキシゲナーゼの活性染色の検討
等電点電気泳動とそれに引き続く二次元電気泳動についてセットアップを完了し,試行を行っている.植物からのサンプル調製法についての改良が必要となっている.また,活性染色については発色感度が低いなどの問題点についてさらに改善を進めている.

URL: 

Published: 1999-12-11   Modified: 2016-04-21  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi