1998 Fiscal Year Annual Research Report
乳幼児の生活リズムに関する研究-母親の生活リズムが及ぼす影響-
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09878007
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Research Institution | St.Cecilia Women's Junior College |
Principal Investigator |
姉川 由美 大和学園聖セシリア女子短期大学, 幼児教育学科, 助教授 (80153253)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮下 美智代 大和学園聖セシリア女子短期大学, 幼児教育学科, 講師
石沢 順子 大和学園聖セシリア女子短期大学, 幼児教育学科, 助手 (40310445)
三原 紀子 大和学園聖セシリア女子短期大学, 幼児教育学科, 助手 (20249080)
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Keywords | 乳幼児と母親 / 生活時間 / 生活リズム |
Research Abstract |
「子どもの生活時間・生活状況とその母親の生活時間」(調査1)および「子どもの生活時間・生活状況とその母親の生活リズム」(調査2)の本調査を、昨年度の予備調査の結果をもとに、幼稚園や保育園などに通わず、1日中自宅で生活している0歳から4歳の子どもとその母親を対象に行った。調査方法は、郵送による紙面アンケートで、平成10年6月から11月にかけて月1回、連続した3日間の「子どもの生活時間・生活状況とその母親の生活時間」に関する調査を行い、「母親の生活リズム」に関する調査は、アンケート郵送の初回に調査した。そして、回収したアンケートは、「子どもの生活時間・生活状況とその母親の生活時間調査」については6月から9月分を中間報告として、(1)子どもの年齢別と(2)母親の就寝時刻別に集計した。また、「母親の生活リズム調査」は、現在分類中である。 その結果、(1)子どもの年齢別集計では、子どもは、低年齢児においても生活時間帯が夜間へとずれ込んでおり、母親は、子どもが1歳ごろから生活時間が変わってくることが示され、(2)母親の就寝時刻別の集計では、母親の就寝時刻によって子どもの生活時間も変わってくることが示された。 現在は、この中間報告の結果をもとに、全調査票について集計項目をさらに細かくし、分析・検討中である。また、子どもの対象年齢4歳から6歳の調査実施に向けて、対象者の選定を行っている。
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