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1997 Fiscal Year Annual Research Report

運動負荷マウス由来の単離培養肝細胞での熱ショック・蛋白質(HSP70)の発現の検討

Research Project

Project/Area Number 09878022
Research InstitutionNippon Medical School

Principal Investigator

三上 俊夫  日本医科大学, 医学部, 講師 (60199966)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 伊藤 朗  筑波大学, 体育科学系, 教授 (80056639)
Keywords激運動 / ストレス / ストレスタンパク質 / 熱ショックタンパク質 / mRNA / マウス / ストレス耐性 / ストレス交叉性
Research Abstract

本年度は、マウスを用いたin vivo実験を行い、運動負荷により肝臓でのHSP合成とHSPのmRNA発現の亢進が起こるか、また、運動負荷がその後に与える熱ストレスに対するストレス耐性の獲得に有効か否かについて検討した。
被検動物は10週令のICR系雄マウスとし、これを無作為に運動ストレス群、トレッドミルストレス群の3群、無ストレス群に分けた。運動ストレス群にはトレッドミルでの疲労困憊に至る1時間の走運動を負荷した。また、マウスにとってはケージの移動もストレスとなるので、マウスをトレッドミル上に1時間置くだけのトレッドミルストレス群を設けた。無ストレス群は運動負荷、ケージ移動を行わない群とした。各ストレス負荷後にマウスを断頭屠殺して肝臓を摘出して素早くホモジナイズし、ホモジネイトを-80℃で凍結保存した。上記と同様の3条件下のマウスのケージを42℃の高温環境に移し、1時間後に断頭屠殺して肝臓を摘出してホモジナイズし、ホモジネイトを-80℃で凍結保存した。肝ホモジネート上清を10%SDS-PAGE電気泳動にかけた後、マウスHSP70に対するモノクローナル抗体を用いウエスタンブロッティングを行い、デンシトメトリーで検出してHSP70合成量を比較した。この結果、運動ストレス郡は無ストレス郡およびトレッドミルストレス群に比し、熱ストレス時のHSP70合成量が高い傾向にあった。また、各群の肝臓HSP70のmRNAの発現量は現在検中で、来年度の研究で明らかにする予定である。

URL: 

Published: 1999-03-15   Modified: 2018-02-02  

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