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1998 Fiscal Year Annual Research Report

ファジィ環境における最適化理論のための基礎数理

Research Project

Project/Area Number 09878054
Research InstitutionChiba University

Principal Investigator

安田 正實  千葉大学, 理学部, 教授 (00041244)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 種村 秀紀  千葉大学, 理学部, 助教授 (40217162)
中神 潤一  千葉大学, 理学部, 教授 (30092076)
蔵野 正美  千葉大学, 教育学部, 教授 (70029487)
Keywords最適化理論 / 意思決定論 / ファジィ理論 / ファジィ順序
Research Abstract

意思決定のモデル化には一般に不確実な状況にあることから,極めて困難な問題点に遭遇することが通常である。昨年度は初年度であることから主として,従来のファジィ最適化理論に関する成果がどこまで達していて,われわれの目標とすることとは,どの程度まで関わりをもつかが重点であった。今年度ではこれを踏まえて,簡単な概説を発表して,それらの成果の中で,分担者の相互の協力により考えられる拡張を試みることとした。
いままでの研究実績を踏まえて,ファジィ順序の新しい拡張を定義し,それから得られる結果を調べた。最適化には通常,全順序が当たり前で,最適点がどのように特徴付けられるか,それを求めるアルゴリズムは,という問題発想である。これに対して,そもそもファジィ理論では順序が半順序にしかならない困難さに遭遇してしまう。
ここで考えた順序はもちろん一つの提案に過ぎないし,これはここでの目標に対して,はたして有効かどうかはまだ検証を続けていかなけばならない。順序という基礎的な概念が確立できれば,これを応用して,様々な最適化理論が可能であり,より多くの成果や発展を期待している。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Publications (1 results)

  • [Publications] 吉田祐治: "ファジィ・システムにおける意思決定の展開" Journal of Japan Society for Fuzzy Theory and Systems. 10. 1053-1062 (1998)

URL: 

Published: 1999-12-11   Modified: 2016-04-21  

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