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1997 Fiscal Year Annual Research Report

イモリにおける遺伝子発現とゲノム上の遺伝子分布の解析

Research Project

Project/Area Number 09878154
Research InstitutionKobe University

Principal Investigator

磯野 克己  神戸大学, 理学部, 教授 (70011640)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 阿形 清和  姫路工業大学, 理学部, 助教授 (70167831)
北川 円  神戸大学, 理学部, 助手 (70169853)
Keywordsイモリ / cDNA / YACクローン / 塩基配列
Research Abstract

(1)野外でイモリ(Triturus japonicus)の幼生を多数採取して凍結し保存した。そのうち一部の幼生個体からDNAおよびmRNA抽出などの予備実験を行ない,cDNAクローンバンク作成の準備を進めた。今後これらのイモリの幼生からからmRNAを抽出・精製し,なるべく完全長のcDNAクローンバンクの作成するための条件等を検討する。
(2)得られた一部のcDNAクローンの塩基配列を決定した。そのためにPCRによるサイクルシーケンシングを行ない,得られたシーケンシング反応性生物をABI社製キャピラリーシーケンサーPrism 310DNAシーケンサーを用いて解析した。得られた塩基配列データはUNIXワークステーションSparcStation 20に格納し,DDBJ/EMBL/NCBIの遺伝情報データベースに蓄えられているデータとの比較を通じて,他の生物の遺伝子とのホモロジー解析を行なった。
(3)これと平行してイモリの幼生からゲノムDNAを抽出精製してYACベクターにクローン化し,できるだけサイズの大きなYACクローンバンクを作成する準備を進めた。今後、10-20程度のcDNAクローンを混合したものとYACクローンの間でハイブリッドを形成させ,イモリの幼生で発現している遺伝子を含んでいるYACクローンを同定する。

URL: 

Published: 1999-03-15   Modified: 2016-04-21  

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