1997 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
09894004
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
森 正武 京都大学, 数理解析研究所, 教授 (20010936)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
池田 勉 龍谷大学, 理工学部, 教授 (50151296)
中村 正彰 日本大学, 理工学部, 助教授 (00017419)
岡本 久 京都大学, 数理解析研究所, 教授 (40143359)
藤田 宏 明治大学, 理工学部, 教授 (80011427)
河原田 秀夫 千葉大学, 工学部, 教授 (90010793)
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Keywords | 数値数学 / 数値解析 / 日中学術交流 / 二国間セミナー |
Research Abstract |
本企画研究は,平成10年夏に日本で開催が予定されている第4回日中数値数学セミナーを成功に導くために計画された.併せて,わが国における数値数学のより一層の振興とこの分野の若手研究者の育成を図ることをも目的とした.この目的のために,分担者は全国で開催される数値数学の研究会,例えば「領域分割法とその周辺」,「数値計算のアルゴリズムの研究」,「応用数学合同研究集会」などに積極的に参加し,講演候補者を選考するための参考とした.また,日中セミナーのための準備委員会を組織し,本企画研究を推進した.そのために,5月24日,6月28日,7月19日,9月20日に日本大学理工学部で開催された「領域分割法研究会」に併せて委員会を開催し,準備活動を行った. 本企画研究のための正式の委員会としては次の2回を開催して講演候補者を検討し,セミナーの具体的な運営について審議を行った. 1.平成9年12月18日 11時30分〜13時 於龍谷大学8名から成る組織委員会を組織し,セミナーを平成10年8月24日〜28日の日程で上総アカデミアセンター(木更津市)で開催することを決定し,10名の招待講演者,7名の一般講演者を内定した. 2.平成10年3月18日 12時30分〜15時 於日本大学理工学部招待講演者と一般講演者を決定した他,予算,報告集などについて審議した. 結論として,本企画研究の推進により,第4回日中数値数学セミナーは予定通り開催できることが確定した.
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Research Products
(6 results)
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[Publications] 藤田 宏: "Stability analysis of Navier-Stokes flows in annuli" Math.Meth.Appl.Sci.20. 959-978 (1997)
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[Publications] 池田 勉: "Parallel computation of interfacial dynamics" Gakuto International Series,Mathematical Sciences and Applications. (印刷中).
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[Publications] 河原田秀夫: "Fuzzy Optimization Method" Computational Science for the 21st Century. 643-651 (1997)
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[Publications] 菊地文雄: "Development of a 4-node non-conforming plane stress element" Advances in Computational Engineering Science,eds : S.N.Atluri and G.Yagawa. 363-368 (1997)
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[Publications] 松尾宇泰: "行列の条件数の推定方法の数値的評価" 日本応用数理学会論文誌. 7. 307-319 (1997)
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[Publications] 岡本 久: "Interfacial progressive water waves : a singularity-theoretic view" Tohoku Math.J.49. 33-57 (1997)