1998 Fiscal Year Annual Research Report
科学教育課程の改革、開発、実施に関する調査研究-米国、英国、シンガポールでの事例研究-
Project/Area Number |
10041044
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Research Category |
Grant-in-Aid for international Scientific Research
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Section | Field Research |
Research Institution | National Institute for Educational Policy Research |
Principal Investigator |
三宅 征夫 国立教育研究所, 教育情報・資料センター, センター長 (50000071)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
人見 久城 宇都宮大学, 教育学部, 助手 (10218729)
小倉 康 国立教育研究所, 科学教育研究センター, 主任研究管 (50224192)
猿田 祐嗣 国立教育研究所, 科学教育研究センター, 室長 (70178820)
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Keywords | 理科カリキュラム / 国際比較 / FOSS / DASH / TIMSS |
Research Abstract |
1. 渡航前に、各国の科学教育カリキュラムの理念・内容・方法・評価に関して、各国の科学教育カリキュラムの開発者に対してインタビューする際の、共通の聞き取り事項と各国独自の聞き取り事項を作成した。 2. 米国では、まず、カリフォルニア大学バークレー校のLawrence Hall ofScienceにおける初等科学教育カリキュラムFOSSをはじめとする複数の新科学教育カリキュラムの開発者からの聞き取り調査を行い、関連資料を収集した。 次に、ハワイ大学における初等科学教育カリキュラムDASHをはじめとする複数の新科学教育カリキュラムの開発者からの聞き取り調査を行い、関連資料を収集した。 3. 英国では、TIMSS関係者の協力を得て、教育省のナショナル・カリキュラム開発者に対し聞き取り調査を行った。さらに、教育省の協力を得て、ロンドン市の教育委員会の理科指導主事への聞き取り調査を行った。 4. シンガポールでは、TIMSS関係者の協力により、教育省の科学教育課程開発者に対し聞き取り調査を行った。 5. 現在,3ヵ国での調査結果と現地で収集した資料とから、それぞれの国における国レベルで意図された科学教育カリキュラムの理念・内容・方法・評価を分析中である。
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