1999 Fiscal Year Annual Research Report
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10041057
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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| Section | 一般 |
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| Research Institution | Hokkaido University |
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Principal Investigator |
田畑 伸一郎 北海道大学, スラブ研究センター, 教授 (10183071)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田畑 理一 大阪市立大学, 経済学部, 教授 (60171873)
上垣 彰 西南学院大学, 経済学部, 教授 (70176577)
久保庭 真彰 一橋大学, 経済研究所, 教授 (70111698)
石川 健 島根大学, 法文学部, 助教授 (90252890)
佐藤 智秋 愛媛大学, 法文学部, 助教授 (10294779)
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| Keywords | ロシア経済統計 / ロシア地域経済 / ロシア地方財政 |
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| Research Abstract |
1.今年度の研究活動は次の通りであった。
(1)ロシアの地域経済、地域間資金循環に関する統計資料の収集・分析を目的として、今年度はモスクワのほか、ノボシビルスク、サンクト・ぺテルブルク、ニジニ・ノブゴロド、ボロネジ、リペツクを訪問した。とくに、ノボシビルスクにおいて重点的な調査を行った。
(2)ロシアの地域経済をテーマとするスラブ研究センター夏季国際シンポジウムにおいて、ロシア、英国、米国の専門家を交えて、研究発表・討論を行った。
(3)米国のスラブ学会において、ロシアの地域経済に関するパネルを組織し、地域の財政、貿易、労働についての報告を行った。
(4)スラブ研究センター冬季シンポジウムにおいて、ロシアの地域経済に関するパネルを組織し、地域の生活水準、雇用、中小企業についての報告を行った。
(5)日本の地域財政に関する専門家を招いて、日ロの地域財政に関する検討会を開いた。
2.これらの活動を通じて、とくに次の諸点に関する研究を行った。
(1)ロシアの地域レベルでの統計作成方法について、詳しい検討を行い、問題点を明らかにした。
(2)連邦と地域との間の財政関係、地方の財政に関する統計分析を行った。
(3)地域の間に見られる生活水準、雇用等の格差に関する検討を深めた。
(4)各地域のGDP、貿易、財政等の間の関係についての検討を行った。
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