1998 Fiscal Year Annual Research Report
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10041093
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| Research Category |
Grant-in-Aid for international Scientific Research
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| Section | Field Research |
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| Research Institution | Ryukoku University |
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Principal Investigator |
井口 富夫 龍谷大学, 経済学部, 教授 (70113115)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
シュレスタ M.L 甲南大学, 経営学部, 助教授 (90248097)
西垣 泰幸 龍谷大学, 経済学部, 助教授 (20180599)
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| Keywords | 保険業 / 保険規制 / 公的任意加入保険制度 / 公的保険 / ウイスコンシン州生命保険基金 |
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| Research Abstract |
保険業における規制緩和や企業間競争を論じるためには、公的任意加入保険制度をも含めた保険業全体を、視野に入れる必要があるが、これらに関する包括的な国際比較研究を発見できないのが現状である。
本調査研究の主要な目的は、次の3点であった。
(1)公的任意加入保険制度の現状と、現在抱える問題点は何か。
(2)民営化の動き、および必要性があるか。
(3)わが国の簡易保険事業の組織形態に関する政策的インプリケーションの提示
本研究の研究期間は、3か年であるが、その初年度に当たる本年度は、公的任意加入保険制度に関する準備的考察として、資料収集、実態調査等の国内調査を進めるとともに、アメリカでの実態調査を行なった。具体的には、次の通りである。
・ 保険業の制度改革に関する文献研究と現状の把握
・ 公的任意加入保険の存在意義を明確にするための理論分析
・ 公的任意加入保険の国際比較のための準備(国内での資料収集等)
・ 公的任意加入保険の国際比較のための実態調査(国内での調査と海外での現地調査。とりわけ、ウィスコンシン州生命保険基金の調査)
以上の研究から、わが国とアメリカにおける保険業と保険規制の現状、公的任意加入保険制度(ウィスコンシン州生命保険基金)の実態を明らかにすることができた。
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