1999 Fiscal Year Annual Research Report
エマージングディジーズの発症病態と発生要因に関する地理病理学および病態学的研究
Project/Area Number |
10045071
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
板倉 英世 長崎大学, 熱帯医学研究所, 教授 (00010512)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
溝田 勉 長崎大学, 熱帯医学研究所, 教授 (60229721)
青木 克己 長崎大学, 熱帯医学研究所, 教授 (90039925)
五十嵐 章 長崎大学, 熱帯医学研究所, 教授 (40029773)
永武 毅 長崎大学, 熱帯医学研究所, 教授 (30164445)
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Keywords | エマージングディジーズ / 発症病態 / 発生要因 / 長崎大学熱帯医学研究所 / データーベース / 熱帯現地調査 / 情報集積・アクセスシステム / 米国国立衛生研究所:アレルギー・感染症研究所(NIAID / NIH) |
Research Abstract |
本年度は主として米国国立衛生研究所/アレルギー・感染症研究所(NIAID/NIH)において研究活動を行った。すなわち長崎大学熱帯医学研究所(熱研)からNIHに研究者が訪問し、NIAIDおよび医学図書館(NLM)において以下の各項について相互の研究成果報告、討議および資料の収集を行った。1)前年度に引き続き研究所相互の研究企画、研究成果および各種情報等の全般的情報と意見の交換、2)熱研が行っている東南アジア、アフリカ、中南米等における熱帯現地調査による研究活動の報告、3)NIAID/NIHにおける米国国内を中心とした研究活動および国際機関との共同研究活動の報告、4)NLMにおける全世界からの医学情報の集積およびアクセスシステムの現状と将来計画。また新たに開始されたアフリカ大陸におけるマラリアを中心とした大規模な情報集積システムの現状、5)エマージングディジーズの発症病態と発生要因に関する地理病理学および病態学的データーベースを中心とした今後の調査研究の打ち合わせ、6)大規模な基礎的研究の立案・企画、研究戦略のノウハウの相互提示、7)世界各地をつなぐ医学的情報網の活用の便宜供与の工夫、8)両研究所が協力して、エマージングディジーズの発症病態と発生要因に関する地理病理学および病態学的研究のために活動を継続的に実施することの合意。 なお、本年度の関連活動として、熱研において社会医学、熱帯地域関連研究等の研究集会、共同研究活動を行った。
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Research Products
(2 results)