1998 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
10111103
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
西村 秀夫 神戸大学, 国際文化学部, 助教授 (00164591)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
永尾 智 香川大学, 教育学部, 講師 (30294739)
家入 葉子 神戸市外国語大学, 外国語学部, 助教授 (20264830)
大津 智彦 大阪外国語大学, 外国語学部, 助教授 (50213765)
保坂 道雄 日本大学, 国際関係学部, 助教授 (10229164)
園田 勝英 北海道大学, 言語文化部, 助教授 (70113694)
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Keywords | コーパス言語学 / 通時的コーパス / Helsinki Corpus / 英語史的統語論 / 文法標識付与 |
Research Abstract |
本研究課題「コンピュータコーパスを利用した英語発達史研究」は、重点領域研究〔現特定領域研究〕 「人文科学とコンピュータ」の公募研究として平成7年度より開始したもので、本年度はその4年目(最終年度)にあたる。 1. 本年度の研究目標 (1) HclsirlkiCorpusの拡大・改訂に関する研究 (2) 他の通時的コーパスとHelsinkiCorpusの比較研究 (3) ThePenn-HelsinkiParscdCorpusofMiddleEnglishの研究 2. 本年度の研究業績 (1) 研究代表者および各研究分担者の本研究課題と関連ある主要な業績は以下の通りである。 (1) 図書3点(いずれも共編著(訳) 〔 〕は執筆者) ・ D.ビッカートン著(筧壽雄監訳)『ことばの進化輪』(勁草書房 1998年)〔西村秀夫〕 ・ 田島松二他編『わが国における英語学研究文献書誌1900-1996』(南雲堂 1998年)〔家入葉子〕 ・ 荒木一雄編『英語学用語辞典』(三省堂 1999年)〔永尾 智〕 (2) 学術論文 11編 (3) 口頭発表 9編 (2) 「研究成果報告書」 過去4年間の活動報告、研究代表者及び各研究分担者の業績一覧、主要業績を再録した「研究成果報告書」を「人文科学とコンピュータ」の本年度の研究成果報告書に掲載した。 (3) 「論文集」の刊行 過去4年間の研究成果を英文の論文集の形で公刊することが今後の課題である。
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Research Products
(8 results)
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[Publications] 家入葉子: "Multiple Negation in Middle English Verse" Negation in the History of English. (単行本の論文集)(印刷中). (1999)
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[Publications] 大津智彦: "中英語における接続詞thatの有無について" JELS(日本英語学会). 16(印刷中). (1999)
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[Publications] 園田勝英: "On the Inseparable Nature of Verb-Auxiliary Combinatis in Old English" English Histrorical Lirsuistice and Prolology in Japan. (単行本の論文集). 313-322 (1998)
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[Publications] 保坂道雄: "On the Development of the Expletre there in there the Construction" 『近代英語研究』. 15(印刷中). (1999)
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[Publications] 神谷昌明: "The Wycliffite Bible Matthew に現れる非分離接頭辞for-について" CLARITAS. 12. 1-16 (1998)
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[Publications] 尾崎久男: "The Influence of Alliteration on the Development of the Cognate Object in Old English" 『言語文化』. 25(印刷中). (1999)
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[Publications] 田島松二編: "『わが国における英語学研究文献書誌1900-1996』" 南雲堂, 1210 (1998)
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[Publications] 荒木一雄編: "『英語学用語辞典』" 三省堂, 900 (1999)