1998 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
10140213
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
九後 太一 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (00115833)
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Keywords | Summer Institute / Models / String theory / 滞在型研究会 |
Research Abstract |
研究計画で述べたように、Summer Institute'98を、1998年8月17日がら31日までの15日間、京都大学基礎物理学研究所で滞在型研究会として開催した。今年度は、第1回目の御岳summer Institute'95から数えて第4回目のSummer Instituteであったが、昨年に引き続き基礎物理学研究所で行なうことになり、オフィスや図書館、コンピュータといった設備も整っているだけでなく、夜も研究所を自由に使え、研究や討論の場として恵まれた環境になっていた。このような環境の下で大いに参加者や講師の皆さんが活発に議論・交流することができ、このSummer Instituteが新しい共同研究の契機となるような場にしたい、という第1回Summer Institute発足以来の目的が実を結びつつあるという実感を得た。今年度は、 テーマ1:Models and phenomenology(世話人:山口昌弘、中野博章、岡田安弘、羽場直之、大野木哲也) テーマ2:string theory(世話人:笹倉直樹、国友浩、石橋延幸、伊藤克司、杉本茂樹) の2テーマに絞り、セッション1→合同セッション→セッション2という形で会期をほぼ3分し、異分野の研究者も合同セッションでその間の相互討論・啓発をはがれるようにした。また、多くの日はレクチャーは午前中だけとし、午後は自由にテーマごとに集まって、議論したり話を聞いたりすることとした。 100人を超える多数の研究者の参加を得、講師の皆さん、参加者の皆さんのおかげで今年度も活発な議論に満ちた研究会になったと思う。講師陣は、K.Chloi(KAIST)、菊川芳夫(京大理)、川崎雅裕(宇宙線研)、両角卓也(広島大理)、山田洋一(東北大理)、江口徹(東大理)、山口昌弘(東北大理)、堀健太郎(Berkeley)、梁成吉(筑波大)、杉本茂樹(京大理)、米谷民明(東大駒場)、北沢良久(東工大)、細野忍(富山大)、今村洋介(京大基研)、の各氏である。今後このSummer Instituteでの講義や議論が契機となった独創的な仕事が現れる事を期待して、この研究会の講義の報告集を作成し、参加者を中心に全国に配布した。
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Research Products
(4 results)
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[Publications] M.Bando: "Neutrino Mass Texture with Large Mixing" Phys.Rev.Lett.80巻14号. 3004-3007 (1998)
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[Publications] T.Kugo: "Unoriented Open-Closed String Field Theory" Prog.Theor.Phys.99巻4号. 649-689 (1998)
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[Publications] T.Asakawa: "On the Generalized Gluing and Resmoothing Theorem" Prog.Theor.Phys.100巻2号. 437-454 (1998)
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[Publications] T.Asakawa: "BRS Invariance of Unoriented Open-Closed String Field Theory" Prog.Theor.Phys.100巻4号. 831-879 (1998)