1999 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
10147101
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
長谷川 哲夫 東京大学, 大学院・理学系研究科, 助教授 (50134630)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小川 英夫 大阪府立大学, 総合科学部, 教授 (20022717)
小山 勝二 京都大学, 大学院・理学研究科, 教授 (10092206)
佐藤 修二 名古屋大学, 大学院・理学研究科, 教授 (50025483)
観山 正見 国立天文台, 理論天文学研究系, 教授 (00166191)
芝井 広 名古屋大学, 大学院・理学研究科, 教授 (70154234)
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Keywords | マゼラン雲 / 銀河 / 星の誕生 / 赤外線天文学 / X線天文学 / 電波天文学 / 理論天体物理学 / 数値シミュレーション |
Research Abstract |
総括班として、特定領域研究「マゼラン星雲大研究」の研究目的を達成するために、以下の活動を行った。 1.領域の運営:総括班会議を開催し、研究の進捗状況や問題点、領域研究の推進方針などを話し合った。 2.研究会の開催:国立天文台、名古屋大学大学院理学系研究科と共催で「Star Formation 1999」を6月21日より25日の5日間に開催した。250名(うち国外50名)の出席者を得て大変盛況であった。そこで、「マゼラン星雲大研究」の成果を発表するとともに、今後の研究の方向について議論を行った。 3.出版:「マゼラン星雲研究会」(1999年2月)および「Star Formation 1999」の研究会集録(論文集)を編集・出版し、関連研究者に配布した。特に後者にはCD-ROMを付録としてつけ、カラーイメージや数値シミュレーションのムービーなどを収めた。 4.国外出張の補助:本特定領域の研究を遂行するために必要な研究発表等のための国外出張を補助した。 5.情報の流通:「マゼラン星雲大研究ホームページ」を運営し、また必要に応じてメーリングリスト等も利用して、研究成果や研究会の案内などを周知した。 6.研究経過の報告:中間ヒアリングのために、これまでの研究成果をまとめ、今後の方針を記した「研究経過報告書」を作成した。中間ヒアリングには、総括班より長谷川哲夫と佐藤修二が出席して説明した。 7.その他:研究の進捗に伴い新たに必要となった測定器、実験器具類を調達した。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] Oka, T. 他: "A High-Velocity Molecular Cloud near the Center of the Galaxy"Astrophys. J.. 515. 249-255 (1999)
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[Publications] Kaifu, N. 他: "The First Light of the Subaru Telescope"Publ. Astron. Soc. Japan. 52. 1-8 (2000)
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[Publications] Mizuno, N. 他: "First Results of a CO Survey of the Large Magellanic Cloud with NANTEN"Publ. Astron. Soc. Japan. 51. 745-749 (1999)
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[Publications] Yokogawa, J. 他: "Discovery of a New X-Ray Pulsar, AX J0049-729, in the small Magellanic Cloud with ASCA"Publ. Astron. Soc. Japan. 51. 547-551 (1999)
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[Publications] Oasa, Y. 他: "A Deep Near-Infrared Survey of the Chamaeleon I Dark Cloud Core"Astrophys. J.. 526. 336-343 (1999)
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[Publications] Aikawa, Y. 他: "Evolution of Molecular Abundances in Protoplanetary Disks with Accretion Flow"Astrophys. J.. 519. 705-725 (1999)