2002 Fiscal Year Annual Research Report
古典学の再構築-20世紀後半の研究成果総括と文化横断研究による将来的展望-総括班研究
Project/Area Number |
10183101
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Research Institution | Kobe Gakuin University |
Principal Investigator |
中谷 英明 神戸学院大学, 人文学部, 教授 (20140395)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
徳永 宗雄 京都大学, 大学院・文学研究科, 教授 (70143998)
池田 知久 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (50036555)
内山 勝利 京都大学, 大学院・文学研究科, 教授 (80098102)
中務 哲郎 京都大学, 大学院・文学研究科, 教授 (50093282)
関根 清三 東京大学, 大学院・人文社会系研究科, 教授 (90179341)
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Keywords | 古典 / 文明 / 価値観 / 世界観 / 人間観 / 文献学 / 聖典 / 古典学と古典教育 |
Research Abstract |
1 総括班会議:平成14年6月1日(京都),7月27日(東京),9月23日(京都),平成15年1月13日(東京) 2 調整班会議・調整班研究会:(15回) 3 全体会議:平成14年9月23日(京都) 4 「古典と古典学」刊行打ち合せ会:平成14年4月1日,4月8日,4月19日,8月17日(岩波書店会議室)(以上4回) 5 広報委員会:ホームページ(http://www.classics.jp)においてニューズレターを公開。 6 公開シンポジウムの開催(3回): (1)第7回シンポジウム「創造の源泉としての古典」(平成14年9月22〜23日・国立京都国際会館)ヨーロッパ、中東、台湾、日本からの招聘聰者8人。(2)シンポジウム「文明の対話-ギリシア科学と中国科学-」講演者:G.ロイド・ニーダム研究所長(平成14年10月19日・京都大学)(3)「アジアにおける多様な歴史観」中国、モンゴル、韓国、インド、日本から招聘者6人(日本学術会議東洋学研連と共催;平成15年3月1日・大正大学) 7 出版物 (1)『「古典学の再構築」研究成果報告集』(平成15年3月): I.『古典学の再構築』II.『原典』III.『本文批評と解釈』IV.『情報処理』V.『古典の世界像』VI.『伝承と受容(世界)』VII.『伝承と受容(日本)』VIII.『期現代社会と古典』(平成15年3月) (2)『古典学の現在V』(平成15年3月) (3)渡邊雅弘編『日本西洋古典学文献史』(三)(平成15年1月) (4)ニューズレター『古典学の再構築』:12号(平成14年1月),13号(平成14年3月) 8 新聞記事の掲載 (1)『文化往来』日経新聞平成14年8月27日。(2)『テーブルトーク』朝日新聞平成14年9月19日夕刊。(3)「現代を切り開く古典」(内山勝利執筆)京都新聞平成14年9月20日。
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Research Products
(7 results)
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[Publications] Hideaki NAKATANI: "An analysis of the Suttanipata : Recovering the most ancient portions of the Buddhisnt Canon"The Way to Liberation. Vol.2(印刷中). (2003)
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[Publications] 徳永 宗雄: "「平安の巻」と水供養-『マハーバーラタ』第12巻の形成過程を探る-」"東方学. 104. 1-15 (2002)
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[Publications] 中務 哲郎: "ギリシャ・ローマの小説"岩波講座「文学」第3巻「物語から小説へ」. 3巻. 19-41 (2002)
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[Publications] 木田 章義: "国語学と縦書き"国語学. 208. 140-141 (2002)
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[Publications] 池田 知久: "郭店楚簡老子研究"東京大学文学部中国思想文化学研究室. 371 (1999)
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[Publications] 内山 勝利: "哲学の初源へ:ギリシア思想論集"世界思想社. 268 (2002)
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[Publications] 関根 清三: "倫理の探索-聖書からのアプローチ-"中公新書. 254 (2002)