2000 Fiscal Year Annual Research Report
新しい材料システム構築のための分子シンクロナイゼーション
Project/Area Number |
10186101
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Research Institution | Tokyo Institute of Technology |
Principal Investigator |
赤池 敏宏 東京工業大学, 大学院・生命理工学研究科, 教授 (30101207)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
吉田 亮 筑波大学, 応用生物化学, 講師 (80256495)
渡邉 正義 横浜国立大学, 工学部, 教授 (60158657)
片岡 一則 東京大学, 大学院・工学系, 教授 (00130245)
谷田貝 豊彦 筑波大学, 物理工学系, 教授 (90087445)
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Keywords | 分子シンクロナイゼーション / 物質輸送 / 情報変換 / 運動リズム / 材料システム設計 / バイオリズム |
Research Abstract |
(1)総括班および調整班会議 総括班会議については平成12年7月31日、平成12年9月11日、平成13年1月29日に開催し、運営状況及び今後の方針について、報告・確認及び調整を行った。また、調整班会議は月一回開催し、各研究項目および公開シンポジウム・全体会議等の企画及び調整を行った。 (2)第1回国際シンポジウムの開催 平成12年9月11〜12日に第1回国際シンポジウムを早稲田大学国際会議場にて開催した。海外よりコロイド物理化学の第一人者H.Hoffmann教授、非ウィルス系ベクター研究の世界的先駆者Jean Paul Behr教授を含む6名を、国内から1名を講演者として招待した。また班員6名が本研究領域を代表して発表を行った。今回の参加者は150名程を数え、班員以外にも多数の参加があり、同領域への関心の強さを計ることができた。この際、参加者全員に要旨集を配布した。 (3)第3・4回全体会議の実施 国際シンポジウムと併せて平成12年9月11〜12日に第3回全体会議を開催し、班員全員が英語によるポスターセッションを行った。平成13年1月29日の第4回全体会議では、班員7名、特別講演者1名が講演を行った。 (4)第1・2回合同班会議 平成12年8月1日に第1回を、平成13年1月30日に第2回を開催した。第1回では各班員の研究の進捗状況について、第2回では昨年からの2年間の研究成果を報告・発表した。2回とも全班合同で開催し、班間連携を深めた。 (5)中間審査ヒアリングへの対応 領域内の研究の進展状況とこれまでの主な研究成果等についてを研究経過等の報告書(350ページ)にまとめた。更に、OHPに簡潔にまとめ、中間審査ヒアリングで評価を受けた。 (6)共同研究と奨励金による研究の推奨 班員同士の共同研究を推奨した。採択された研究に対し総括班からの支援として補助金を交付した。 また、本研究において貢献度の高かった班員についても総括班から奨励金を交付し、支援した。 (7)ホームページ作成による研究領域の普及 一昨年インターネット上に開設したホームページに各班員のサイトを設け、研究の目的・内容・状況等を掲載し、班員間の研究内容の相互理解のみならず班員外への研究領域の宣伝・普及を計った。国際シンポジウムや全体会議の案内についても掲示し、班員以外の参加を促した。
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Research Products
(7 results)
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[Publications] Y.Watanabe et al.: "Functional evaluation of poly-N-vinylbenzyl-D-lactonamide(PVLA) as a liver specific carrier"Biomaterials Sci.. 00. 1-16 (2000)
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[Publications] I.Shibuya et al.: "Design of Temporally and Spatially Controlled Drug Delivery System for the Treatment of Liver Diseases in Mice"Hepatology. 32. 1300-1306 (2000)
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[Publications] K.Emoto et al.: "Functionality of polymeric micelle hydrogel with organized three dimensional architecture on surfaces"J.Amer.Chem.Soc.. 122. 2653-2654 (2000)
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[Publications] M.A.B.H.Susan et al.: "A Study for the Correlation of the Cyclic Voltammetic Responses of a Non-ionic Surfactant Containing an Anthraquinone Group with the Dissolved States"Langmuir. 16. 3509-3516 (2000)
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[Publications] R.Yoshida et al.: "In-phase synchronization of chemical and mechanical oscillations in self-oscillating gels"Phys.Chem.A. 104. 7549-7555 (2000)
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[Publications] K.Harada et al.: "High speed light modulation using complex refractive index charges of electro-optic polymers"Applied Physics Letter. 77. 135-139 (2000)
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[Publications] 赤池敏宏 他: "細胞における受容体シンクロナイゼーション"バイオメティックスハンドブック. 8 (2000)