1999 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
10204101
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Research Institution | National Institute of Polar Research |
Principal Investigator |
渡辺 興亜 国立極地研究所, 研究系, 教授 (60111861)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
本堂 武夫 北海道大学, 低温科学研究所, 教授 (60109494)
青木 周司 東北大学, 理学部, 助教授 (00183129)
藤井 理行 国立極地研究所, 北極圏環境研究センター, 教授 (20125214)
神山 孝吉 国立極地研究所, 研究系, 教授 (70135507)
庄子 仁 北見工業大学, 工学部, 教授 (50201562)
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Keywords | 氷床コア / 総合解析 / グリーンランド / 南極 / ドームふじ / データベース / ニュースレター / メーリングリスト |
Research Abstract |
1.各研究班及び総括班の情報連絡の円滑化 i.メーリングリストの利用 : 領域の運営責任者(領域代表者、研究代表者、研究事務担当など)のメーリングリストを作成し、情報の円滑化に努めた。 ii.ニュースレターをホームページに乗せ、情報の円滑化に努めた。 2.各研究班の研究調整 i.各計画研究班と協議し共通のデータベースの改良とデータ入力作成に努めている。 ii.各計画研究班と協議し北極グリーンランド深層氷床コアの解析を継続している。 iii.各計画研究班と協議し南極ドーム深層氷床コアの特定深度の解析を企画した。 3.外部への情報発信 i.ホームページを活用している。 ii.ニュースレターで領域研究の概要を外部に発信した。 iii.シンポジウムを開催し、各計画研究班の研究の進捗状況を極域研究に関心を持つ研究者に提示した。 4.国外連絡 i.国外評価委員として昨年に引き続き、ディクレアー教授を招聘し今年度の進捗状況を論議した。 ii.藤井理行(研究分担員)と本山秀明(研究分担員)を中国極地研究所に派遣し、中国の南極における観測地域のデータについて議論した。将来比較研究に発展させる予定である。
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Research Products
(6 results)
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[Publications] 藤井理行: "極域氷河・氷床コア年代決定-流動・圧蜜モデルと年代示準火山シグナルによる方法-"地球. 号外26. 163-173 (1999)
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[Publications] Fujii,S.: "Nature of radio echo layering in the Antarctic ice sheet detected by a two-trequency experiment"Jounal of Geophysical Research. 104・B6. 13013-13024 (1999)
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[Publications] Watanabe,O.: "The paleoclimate record in the ice core at Dome-Fuji station,East Antractica"Annals of Glaciology. 29. (1999)
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[Publications] Satow,K.: "The relationship amang accumulation rate, stable isotope radio and temperature on the plateau of East Dronning Maud Land, Antarctica"Proc.NIPR Symp.Polar Meteorol.Glaciol.. 13. 43-52 (1999)
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[Publications] Watanabe,O.: "Basic analyses of Dome Fuji deep ice core. Part 1 : Stable oxygen and hydrogen isotope ratios, majpr chemical compositions and dust concentration"Proc.NIPR Symp.Polar Meteorol.Glaciol.. 13. 83-89 (1999)
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[Publications] 藤井理行: "南極ドームふじ観測拠点における氷床深層コア掘削"南極資料. 43. 162-210 (1999)