1998 Fiscal Year Annual Research Report
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10205216
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| Research Institution | Osaka University |
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Principal Investigator |
石井 博昭 大阪大学, 大学院・工学研究科, 教授 (90107136)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
塩出 省吾 神戸学院大学, 経済学部, 教授 (40154174)
斎藤 誠慈 大阪大学, 大学院・工学研究科, 講師 (90225714)
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| Keywords | 多目的離散最適化 / 信頼性 / スケジューリング / 非線形関数解析学 / ビームサーチ / 近似解法 / 離散的凸問題 / 多目的配置 |
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| Research Abstract |
平成10年度にまず主要設備としてSun Work Station及びその周辺のソフトを購入し、多目的離散最適化の近似解法として新しい探索法の開発に早速取り組んだ.特に多目的スケジューリング問題に対して、分枝限定法とビームサーチを基にした解法の理論的枠組みを現在開発中である.手始めとして、研究代表者の石井が主となって多目的フローショップに対してそのアルゴリズムを考察しており、来年度秋のスケジューリング学会のスケジューリングシンポジウムに発表すべく努力している.その一方で、3月に行われる日本ハンガリー離散数学とその応用では研究代表者の石井とその協力者の新森、小出がネットワークの信頼性とその構成に関して研究成果「Topological Optimzation of Networks Considering a Reliability Constraint」を発表予定である.これは既に数理科学協会の機関雑誌Mathematica Japonicaに投稿し掲載が認められたネットワークの信頼性に関する今年度の研究成果を示す論文「A new algorithm for lower bounds of all-terminalreliability」の多目的版への準備となるものである.また、研究分担者の齋藤は、連続的凸解析の手法によって一般的に数理計画の基礎となる論文「On Solving Equations Arising from Optimization Problems bySome Generalized Newton」をJournal of Mathematical Analysis and Applicatinsに投稿している.さらに非線形関数解析学手法の応用による離散的凸問題への新しいアプローチを試みている.そして、研究代表者の石井は研究分担者の塩出および協力者の大角と、現在緊急に問題解決が必要な焼却場の立地問題に応用すべき多目的配置問題を考察中で来年度の国際学会で発表予定である.それから来年度以降のために、関連する離散最適化の論文および成書を探索、研究中である.
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[Publications] Seiji Saito,Hiroaki Ishii: "On Solving Equations Arizing from Optimization Problem" Journal of Mathematical Applications and Analysis. (掲載予定).
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[Publications] T.Koide,S.Shinmori H.Ishii: "A New Algorithm for Lower Bounds of All Terminal Reliability" Mathematica Japonica. (掲載予定). (1999)
