Research Abstract |
特定領域「超対称と素粒子の統一理論」は今年度の10月から発足した.このため立ち上げ期間が極めて短かったが,国内の研究連絡,外国人研究者の招聘等は円滑に行われまた総括班の企画した各種の研究集会はいずれも盛会であった.研究成果の発表,情報交流に大きな成果が上がっている. 特定計画連絡会議: (1) 第一回,平成10年7月11日,東京大学(本郷),出席者9名,議題;総括班の活動内容,計画班の活動内容. (2) 第二回,平成10年9月5日,東京大学(本郷),出席者12名,議題:研究会の準備 総括班主催の研究会: A. 「Supersymmetry and Unified Theory in Particle Physics」,総合研究大学院大学(葉山),10年12/3-12/5,出席者54名,テーマは超対称ゲージ理論の研究で計画班7,8,9が中心に企画. B. 「弦理論の双対性の数学的側面」,関西セミナーハウス(京都),10年12/9-12/11,出席者60名,テーマは弦理論に現われる現代数学の様々な問題の研究. C. 「ゲージ理論の力学と弦双対性」,東京工業大学,10年12/16-12/18,出席者55名,テーマは弦理論の双対性で有力な若手研究者を国内外から招いて連続講演を行った.講義録作成中.研究会B,Cは計画班1,3,4,6が中心に企画. D. 「D-branes,Matrix Models and AdS/CFT Correspondence」,東京大学(駒場),11年1/6-1/7,出席者65名.弦理論の新しい展開であるMatrix Model,AdS/CFT対応に関する研究会.計画班2が中心に企画. E. 「Gauge Theory and Integrable Models」,京大基研,11年1/26-1/29,出席者50名.計画班5のテーマである可積分系の研究会.会議のプロシーディングズを出す予定. F. 「Supersymmetry and Unified Theory of Elementary Particles」,京大基研,11年2/1-2/3.出席者105名.本年度の主要な研究集会で特定領域の各分野から代表的な研究者が講演を行った.
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