1998 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
10306014
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
田中 学 東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 教授 (70012028)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
太田原 高昭 北海道大学, 農学部, 教授 (70002061)
堀口 健治 早稲田大学, 政経学部, 教授 (80041705)
祖田 修 京都大学, 農学系研究科, 教授 (40081111)
松田 藤四郎 東京農業大学, 農学部, 学長(研究職) (90078121)
梶井 功 東京農工大学, 学長(研究職) (60041589)
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Keywords | 戦後農業史 / 農業基本法 / 農地改革 / 総合農政 / 国際化農政 |
Research Abstract |
本年度は戦後日本農業発達史の巻別編成を確定するとともに、各巻・分野ごとに調査ならびに研究会を開催した。また、全体の調整を図るため、研究分担者による全体検討会を12月に実施した。具体的な研究活動の内容とその成果は以下の通りである。 (1) 戦後日本における農業の展開過程を、当該時期の社会経済条件との関連で考察するとともに、21世紀に向けての展望を明らかにすることを本研究の課題とする点を改めて確認した。また、研究の遂行ならびに成果のとりまとめにあたっては、(1)優れた体系的・歴史的考察とすること、(2)歴史的事実の評価もさることながら、後の人たちにも利用しうる記録性、資料性の高い内容とする、(3)政策的考察、全体的考察も大事だが、現場の動き、各地域の特色ある動きを生き生きと具体的にとらえる。(4)各時代を代表する現場の動きの中で、まだ研究されていないことなどを積極的に取り上げる、(5)可能な限り技術的側面にも目を配る。 (2) 研究分野を大きく通史篇と各論編に区分した。通史篇は、(1)戦時期、(2)戦後改革・経済復興期、(3)高度成長期、(4)低成長期、(5)国際化農政期、(5)21世紀農業の展望の6期構成とする。また各論編は、(1)農業資材産業の展開、(2)食品産業の展開と食生活、(3)農業と環境、(4)農学・農業教育・農業普及、(5)農村社会史、(6)農業農村基盤整備史、(7)大規模営農の形成史、(8)農業団体・農民運動史、(9)自治体農政の展開、の9分野を設定した。 (3) 別巻として年表を作成することとし、1940年以降の詳細な農業・農政日誌を作成し、コンピューター利用が可能なようにデータベース化した。
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