1998 Fiscal Year Annual Research Report
骨格筋代謝能におよぼすトレーニング効果と機序の解明
Project/Area Number |
10308001
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
芳賀 脩光 筑波大学, 体育科学系, 教授 (80093102)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
浜岡 隆文 東京医科大学, 医学部, 講師 (70266518)
中山 淑 上智大学, 理工学部, 教授 (00053653)
大野 秀樹 防衛医科大学校, 医学部, 教授
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Keywords | 骨格筋代謝能 / 近赤外線分光法 / 筋酸素化レベル / 動脈内血流量 / 筋生検 / 筋組織 / 筋内生化学反応 / トレーニング効果 |
Research Abstract |
基盤研究(A) (1)、課題番号10308001 「骨格筋代謝能におよぼすトレーニング効果と機序の解明」は平成10年6月19日付で決定通告がなされ、筑波大学体芸事務区からの科研費受付通知を平成10年7月24日付で受理、その後、直ちに共同研究者が一同に会し、研究の企画検討に入った。 本研究の目的はその一部として、持久性トレーニングによる末梢骨格筋代謝能のメカニズムについて、末梢循環レベルにおける酸化ヘモグロビン・ミオグロビン等の酸素化レベルや血液量変動、また、動脈内血流量、末梢毛細血管変化をみる筋組織学的分析、筋の生化学的分析などの点から、総合的に検討しようとするものである。 本研究では、特に、ヒトを対象としてin vivoで検討するもので、今日、世界でもまだおこなわれていない。従って、本年度は下記に示す研究計画で実施した。 1. 研究企画の綜合検討-平成10年7〜8月中旬。Μ 仮題:高強度・持久性トレーニングが骨格筋代謝能におよぼす影響。 測定項目: 最大酸素摂取量(V^^・O_2max)およびその他の呼吸循環機能、動脈内血流量、筋末梢部酸素血行動態、筋力、筋パワー、筋生検による組織学的分析、筋生化学的分析等。 被検者: 健常な一般成年男子13名。 トレーニング条件: 強度-V^^・O_2maxの80〜90%、期間-4カ月、頻度-5回/週、1回-75分、運動様式-水泳。 2. トレーニング前の測定-平成10年8月18〜25日。 3. トレーニング実施-平成10年9月初旬〜12月初旬。 4. トレーニング後の測定-平成10年12月15日〜23日 5. 平成10年1月以降〜3月現在、データーの分析中、論文執筆準備、一部論文執筆に入る。 以上。
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