1998 Fiscal Year Annual Research Report
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10355013
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| Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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| Research Institution | Tohoku University |
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Principal Investigator |
水野 皓司 東北大学, 電気通信研究所, 教授 (30005326)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
荒木 実 東北大学, 電気通信研究所, 助手 (30302235)
菅原 悟 (株)リコー, 応用電子研究所, 主任
〓 鐘石 東北大学, 電気通信研究所, 助教授 (20165525)
石田 修己 三菱電気(株), 情報技術総合研究所, 部長研究職
米山 正秀 東洋大学, 工学部, 教授
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| Keywords | ミリ波 / イメージング |
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| Research Abstract |
本年度の交付申請書記載の研究実施計画に沿って,以下に実績の概要を記す.
1) ミリ波光学系の設計および製作:光線追跡法を用いて収差の少ない対物レンズの設計を行い,それを基にポリエチレン製の直径500mmの非球面レンズの製作を終了した.
2) アンテナ:フエルミ・ディラック関数系のテーパ部を有するテーパ・スロットアンテナを35Ghz帯用に設計,フォトリソグラフィ技術を用いて製作を行った.その後段にスロット線路-コプレーナ線路の変換器を設計・製作し,現在35GHz帯での特性を測定中である.
3) 検出回路系:この系のキーデバイスは,RF増幅器とダイオード検波器である.増幅器に関しては35GHz帯のMMIC(リットン社製)を基板に装着(銀ペーストを用いる)するための技術,並びにMMICへの高周波及び直流電源供給用のワイアーボンディング技術の習得を行い,定格に近い12-18dBの増幅度を得ることに成功した.現在,雑音指数の測定を行っているところである.検出器に関しては,インピーダンス整合のために必要なダイオードのインピーダンス測定を行い,それを基にマイクロ波回路シュミレータを用いて整合回路の設計を行っている.
4) 信号処理法:本研究で開発するイメージング装置の分解能に関して,これまで発表されているマイクロ波,ミリ波帯のラジオメータの結果を基に考察し,必要な温度分解能を1ﾟKと定めた.さらに1フレーム当たりの走査時間をテレビのそれと同じと設定して,受信機雑音指数、高周波帯域幅および低周波検出部の時定数に関して理論計算を行い,設計用チャートを得た.
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[Publications] S.Sugawara,Y.Maita,K.Adachi,K.Mori and K.Mizuno: "Characterisitics of a mm-wave tapered slot antenna with corrugafed edges" 1998 IEEE MTT-S International Microwave Symposium Digest. WE2A-5. 533-536 (1998)
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[Publications] Koji Mizuno: "Millimeter wave imaging technologies" 1998 URSI International Symposium On Signal,Systems And Electronics. 289-290 (1998)
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[Publications] Koji Mizuno: "Development of array devices for the millimter and submillimeter wave region(invited)" 23th International Conference on Infrared and Millimeterwaves. (1998)
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[Publications] N.Oyama,A.Mase,H.Negishi,T.Tokuzawa,A.Itakura,T.Tamano,K.Yatsu,K.Watabe,K.Mizuno,Y.Nagayama,K.Kawahata,H.Matsuura,K.Uchida,and A.Miura: "Development of millimeter-wave two-dimensional imaging arrau" Review of Scientific Instruments. 20・1. 1003-1006 (1999)
