2001 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
10355036
|
Research Institution | The Institute of Space and Astronautical Science |
Principal Investigator |
二宮 敬虔 宇宙科学研究所, 宇宙探査工学研究系, 教授 (70013646)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
久保田 孝 宇宙科学研究所, 宇宙探査工学研究系, 助教授 (90211888)
橋本 樹明 宇宙科学研究所, 宇宙探査工学研究系, 助教授 (70228419)
川口 淳一郎 宇宙科学研究所, システム研究系, 教授 (10169691)
丸家 誠 日本電気株式会社, 主任(研究職)
澤井 秀次郎 宇宙科学研究所, システム研究系, 助手 (30270440)
|
Keywords | 宇宙探査機 / 自律着陸 / 航法誘導 / 姿勢制御 / 惑星モデル / 地形認識 / センサ情報処理 / 障害物回避 |
Research Abstract |
いままで開発してきた各サブシステムを結合して、グラフィカル機能を有する着陸シミュレータの統合化を行った。構築したグラフィカルシミュレータを用いて下記項目に関して評価を行った。 1.グローバルマッピング機能 ・移動ステレオ手法に基づくマッピング手法の評価を行った。 ・惑星の輪郭情報と影情報をを用いて、3次元構造を復元する手法の評価を行った。 2.障害物検知手法 ・惑星表面地形に対してハプケモデルを用いた画像生成を行った。 ・ハプケモデルに基づく障害物検知手法に関して、そのロバスト性に関して、評価を行った。 3.自律着陸手法 ・惑星の自転軸や自転周期などをパラメータとして接近フェーズの評価を行った。 ・探査機の推進システムをモデル化し、ダイナミクスを考慮した運動を実現し、誘導制御性能に関して定量的評価を行った。 ・地形モデルの影響による着陸手法の影響を評価した。
|
-
[Publications] T.Hashimoto: "Accurate Navigation for Lunar Lander/Orbiter based on Crater Identification"Advances in the Astronautical Sciences. Vol.108. 667-676 (2001)
-
[Publications] T.Hashimoto: "Autonomous Descent and Touch-down via Optical Sensors"Advances in the Astronautical Sciences. Vol.108. 469-480 (2001)
-
[Publications] 久保田 孝: "太陽センサと地球センサを用いた月面探査ローバの自己位置同定手法"ロボティクス・メカトロニクス講演会2001講演論文集. 2P2-A7. (2001)
-
[Publications] 澤井 秀次郎: "月へのピンポイント軟着陸最終降下時の航法・誘導に関する検討"第45回宇宙科学技術連合講演会予稿集. 01-2E3. (2001)
-
[Publications] 久保田 孝: "画像認識に基づく月面高精度着陸手法"第45回宇宙科学技術連合講演会予稿集. 01-2E11. (2001)
-
[Publications] T.Hashimoto: "Image-Based Guidance Navigation and Control for MUSES-C Sample and Return Spacecraft"Proc. of AAS Guidance and Control Conference. 02-023. (2002)