1998 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
10356009
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
前川 孝昭 筑波大学, 農林工学系, 教授 (40015665)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
池田 英男 大阪府立大学, 農学部, 教授 (00081547)
相良 康行 東京大学, 大学院・農学・生命科学研究科, 助教授 (30012024)
干場 信司 酪農学園大学, 酪農学科, 教授 (90111161)
加藤 宏郎 京都大学, 大学院・農学研究科, 助教授 (70026566)
伊藤 和彦 北海道大学, 大学院・農学研究科, 教授 (70001477)
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Keywords | 硝化・脱窒 / 穀物乾燥 / 非破壊評価法 / 畜舎の低コスト化 / 農業施設の環境制御 / メタン発酵 / 園芸システム / 施肥管理 |
Research Abstract |
持続的生物生産を支える農業施設の新技術開発のメインテーマのもと,研究領域を5つに分け,農業施設を構成する各要素技術の実用化を目指した以下に示す基礎研究を行った。1)穀物乾燥調製施設の処理効率・品質管理の高度化を目的として(a)穀物乾燥施設の環境負荷低減法,(b)自然エネルギーを用いた穀物乾燥法の確立,(c)非破壊測定法による乾燥施設の省力化2)非破壊検査技術の複合化と高度化による総合的選果技術の開発を目的として,(a)光電気密度音響による複合選果技術,(b)超音波非破壊評価法,(c)センサー信号の並列分散処理,(d)近赤外分光法等による選果技術3)環境保全型高能率・低コスト化畜舎の設計法の開発を目的として(a)低コスト畜舎の構造,(b)畜舎の低コスト化,(c)臭気の解析・制御,(d)舎内の粉塵・微生物の解析・制御,(e)アンモニア発生の解析・制御,(f)硝化・脱窒工程の解析, (g)膜複合メタン発酵の効率化・アンモニア耐性メタン発酵4)新しい食品加工法の導入と品質評価システムの確立を目的として,(a)凍結乾燥食品品質設計と評価システムの開発,(b)食品加工施設の微生物プロセスモニタリング,(c)細胞質食品電気インピーダンス解析とその応用5)高効率省コスト施設園芸の要素技術の高度化を目的として,(a)施設園芸システム生産と効率的環境管理技術,(b)大規模園芸施設内部の気象特性,(c)地下部環境の制御技術の開発,(d)施設園芸生産における光環境,(d)園芸施設の新施肥管理技術。これらの各分担研究の成果は関連の学協会誌に順次発表の予定である。
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