1999 Fiscal Year Annual Research Report
バブル経済崩壊期以後の自動車開発システムと開発支援型産業の調査研究
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10430010
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Research Institution | CHUO UNIVERSITY |
Principal Investigator |
池田 正孝 中央大学, 経済学部, 教授 (30055115)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
林 正樹 中央大学, 商学部, 教授 (00055211)
青野 寿彦 中央大学, 経済学部, 教授 (10055189)
中川 洋一郎 中央大学, 経済学部, 教授 (00164145)
遠山 恭司 都立工業高等専門学校, 専任講師 (20270233)
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Keywords | モジュール化 / 組立モジュール / モジュールサプライヤー / 3D CAD / CAM / シュミレーション技術 / 情報の一元化 / 高速NC加工機 / 開発支援型産業 |
Research Abstract |
(1)欧米自動車メーカー同様、国内でも各自動車メーカーのモジュール化の動きが急テンポで具体化している。本調査では、組立モジュールが本格化しているコックピットモジュール、フロント・エンドモジュール、ドアモジュール等を取組んでいるモジュールサプライヤーを面接して、自動車メーカーとのモジュール開発の状況、モジュール化を取組むことによる自動車組立工程短縮化効率、コスト低減効率、搬送合理化効率、二次サプライヤー選別の状況、欧米モジュールサプライヤーとの競争状況等について明かにすることができた。 (2)現在、自動車メーカーは3D CAD/CAM、シュミレーション技術の導入によって新車開発期間を過去の30ヵ月から18ヵ月〜14ヵ月レベルに短縮できた。こうした短縮化実現面で重要な役割を果した金型メーカー、車体溶接治具メーカー、試作メーカー等の開発支援型企業のここ数年間の技術革新・経営努力をあげると以下の通りである。 (i)3D CAD/CAM導入による情報の一元化(ii)高速NC加工機導入による切削のスピード化、研磨工程の省略、夜間無人作業の実現(iii)試作メーカー等に見られる機型加工工程省略それに伴う機型産業の消滅(iv)成形金型メーカーに見られるような本型ダイレクト製作による試作型省略(v)金型メーカーのゲストエンジニア派遣による情報の共有化の取組み.
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Research Products
(6 results)
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[Publications] 池 田 正 孝: "日本自動車産業における新しい製品開発システム"経済学論纂(中央大学). 第39巻 5号. 1-27 (1999)
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[Publications] 池 田 正 孝: "自動車産業におけるモジュール化と下請中小企業への影響"中小公庫マンスリー. 第46巻 6号. 4-9 (1999)
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[Publications] 池 田 正 孝: "日本の自動車と自動車部品産業"JAMAGAZINE. 第33巻8号. 2-8 (1999)
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[Publications] 中川 洋一郎: "転換(1984-1985年)以降におけるフランス自動車部品メーカーの再編成"経済学論纂(中央大学). 第39巻6号. (1999)
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[Publications] 中川 洋一郎: "自動車部品産業の技術革新"JAMAGAZINE. 第33巻8号. (1999)
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[Publications] Ulrich Jurgens(Ed.): "New Product Development and Production Networks"Springer. 472 (1999)