1998 Fiscal Year Annual Research Report
磁石との吸着・離脱による非線形モード遷移を利用した新しい振動制御の実験と理論構築
Project/Area Number |
10450173
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
藤野 陽三 東京大学, 大学院・工学系研究科, 教授 (20111560)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木村 吉郎 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (50242003)
阿部 雅人 東京大学, 大学院・工学系研究科, 助教授 (60272358)
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Keywords | 磁力 / 磁石ダンパー / 自励外力 / ダンパー設計 |
Research Abstract |
本年度は,(1)磁石による磁力の測定とモデル化(2)2自由度系における磁石ダンパーの効果とその設計法について研究を行った。 (1)磁石による磁力の測定とモデル化 磁力の測定を対象物との問題△をパラメータとして行った。そのモデル化として1次元磁力モデルを適用したところ,若干の差異が生じることがわかった。これは磁界の3次元性のためであり,補正係数を導入することで簡単なモデルで磁力が表わされることが示された。 (2)2自由度系における磁力ダンパーの効果とその設計法 ケーブルへの応用を念頭におき,2自由度モデルを作成し,磁力,磁石と対象物との間隔,自耐力の大きさをパラメータとして数値シュミレーションを実行した。粘性ダンパーに匹敵する効果をもたらしうることを示すとともに,無次元パラメータを導入し,それによりダンパーの性能が表わされることがわかった。
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