1998 Fiscal Year Annual Research Report
近赤外分光法による溶融ポリマーのオンライン物性センサーシステム開発
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10450285
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Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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| Research Institution | Kyoto University |
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Principal Investigator |
谷垣 昌敬 京都大学, 工学研究科, 教授 (30027148)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
車田 研一 京都大学, 工学研究科, 助手 (80273473)
大嶋 正裕 京都大学, 工学研究科, 助教授 (60185254)
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| Keywords | NIR / Density Sensor / In-line Monitoring / Polymer |
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| Research Abstract |
本研究では、近年実用化技術の発展が著しい近赤外分光法を測定原理として、最終製品に最も近い押出・混練・造粒工程において、溶融樹脂の吸収・散乱スペクトルから多変量解析手法を駆使して、分子量分布、立体規則性、分岐度、コモノマー成分率等の樹脂の高次構造情報をオンラインで測定できるセンサーを開発することを目指している。
本年度は、特に、近赤外分光吸収スペクトルと樹脂物性の密度・粘度の間の相関関係の定量化を試みた。まず、近赤外分光のプローブを作成し、既存の押出機に設置し、オンラインで、吸収スペクトルを測定しする実験を行い、得られたスペクトルと、密度との相関関係を回帰モデルとして数式化した。、そのモデルを使って、吸収スペクトルから密度をオンラインで測定したところ、十分な精度をもって測定できることが明らかとなった。
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