1998 Fiscal Year Annual Research Report
交代制勤務者の不眠症に関する研究-睡眠環境およびワークストレスの影響を考慮した看護職集団における調査
Project/Area Number |
10470116
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Research Institution | Oita University of Nursing and Health Sciences |
Principal Investigator |
影山 隆之 大分県立看護科学大学, 看護学部, 助教授 (90204346)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
河島 美枝子 大分県立看護科学大学, 看護学部, 教授 (70305837)
錦戸 典子 聖路加看護大学, 看護学部, 助教授 (10172644)
小林 敏生 福島県立医科大学, 医学部, 助教授 (20251069)
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Keywords | 睡眠 / 不眠症 / 看護職 / 交代制勤務 / ストレス / 騒音 / 照度 |
Research Abstract |
本年度は秋になって補助金の追加採択が決まったので、研究計画の進捗状況は当初予定よりも遅れているが、次年度の早い時期には本調査に着手できるよう、必要な機材整備および調査フィールドへの協力依頼を中心に準備を進めた。 対象者の日常の睡眠環境調査に関しては、関東地方と東北地方の3病院に協力を依頼し、うち2病院からすでに承諾を得た。環境測定に必要な照度計および騒音測定機材一式を整備し、特に後者については安価な新製品が出たことからその有用性について試験的検討を行い、これを確認した。さらに、調査時に使用する質問紙(行動調査・睡眠評価等に関する)を試作し、予備的に施行して内容の適切性を検討した。以上に基づき、次年度早々には調査の実行に入れる準備が整った。 睡眠とストレスに関する質問紙調査に関しては、関東地方の2病院に協力を依頼し、うち1病院からすでに承諾を得た。使用する質問紙の一部の項目は別の研究で既に使用実績があるので、その調査結果について再整理を進め、質問項目の取捨選択を行った。これに従って新たに質問紙を試作し、予備的検討を行った。さらに、病院ごとに設定すべき質問項目について、その内容を検討した。一方、対照群としての女性日勤勤労者に関しては、関東地方の1企業の職域集団を対象とすべく協力を依頼した。 なお、まだ実際の調査に入っていないことから、本年度の研究成果発表は特にない。
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