1999 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
10470503
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Research Institution | Kitasato Institute |
Principal Investigator |
花輪 壽彦 社団法人 北里研究所, 東洋医学総合研究所, 所長 (40164892)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊藤 剛 社団法人 北里研究所, 東洋医学総合研究所, 研究員 (30232440)
渡辺 賢治 社団法人 北里研究所, 東洋医学総合研究所, 研究員 (70191757)
村主 明彦 社団法人 北里研究所, 東洋医学総合研究所, 研究員 (50239539)
金 成俊 社団法人 北里研究所, 東洋医学総合研究所, 研究員 (40260088)
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Keywords | 東洋医学 / 東洋医学教育 / 韓医学 / 代替医療 / 東洋医学セミナー |
Research Abstract |
「21世紀の東洋医学教育の基盤整備」のために本年度は下記の研究を行なった。 1)花輪壽彦研究員(代表者)と金俊成研究員は韓国を訪問し、The Internation Annuual Congress of Korean Oriental Medicineに参加し、花輪は「日本における21世紀の東洋医学教育について」と題する特別講演を行なった。両名は韓国の伝統医学教育の実際を視察するために慶熙大学韓医学部を訪問した。また韓国政府が設立した韓国韓医学研究院(申圭院長)を訪問し相互の伝統医学教育について意見交換を行なった。北里研究所東洋医学総合研究所と韓国韓医学研究院は5月27日研究・協力の調印を行なった。 2)渡辺賢治研究員は米国スタンフォード大学を訪問し、米国に急速に普及している代替医療の実態調査などを行なった。米国では13の大学および研究機関がNational Center for Complementary and Alternative Medicineという組織を設立して、高齢者のQOLの改善にたいする寄与などの面から代替医療の有用性について検討していることが明らかとなった。 3)村主明彦研究員と伊藤剛研究員は北里研究所東洋医学総合研究所主催の「医学生・研修医のための東洋医学セミナー」(通算第21回)実行委員として21世紀の東洋医学教育の雛型になるようなテキスト作成を試みた。また医学生・研修医の東洋医学に対する意識調査などを通じて東洋医学のあるべき姿について検討した。
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